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医療/保険

シドニーから日本へ治療引継ぎ可能な歯科【歯の健康Q&A付き】

オーストラリアで暮らしていると、日本にいた頃に比べて歯医者へ行く頻度が減っている方も多いのではないでしょうか? どこの国に暮らしていても、定期検診を怠っていると歯の痛みがないまま虫歯や歯周病が進行することも。気づいた時には症状がだいぶ悪化してしまうケースがあるため、年に2回の歯科検診とクリーニングが推奨されています。

シドニーシティで20年以上の実績をもつ「青山デンタルクリニック」では、日本語堪能なキム医院長の他にも日本人のオーラルヘルスセラピストとスタッフが多数在籍しているため、予約時からカウンセリング、治療、アフターケアまで、すべて日本語でOK。予防歯科、虫歯治療、審美歯科、インプラント、歯列矯正、小児歯科と、さまざまな歯のトラブルに対応し、日本より比較的安く治療できる歯列矯正は、「青山デンタルクリニック」から日本の提携医院への引継ぎもあり。

オーストラリアでご無沙汰になってしまっている歯科検診・クリーニングや、歯に関するお悩みも、思いきって相談してみましょう!

今回は、そんな「青山デンタルクリニック」で歯の健康や虫歯予防対策について、歯列矯正の最新動向や日本の提携医院の魅力インビザラインの期間や金額について伺いました!

オーラルヘルスセラピストさんに質問!歯の健康Q&A

オーストラリアでも新しい職業であるオーラルヘルスセラピストとして同クリニックでの治療を担当するマヤさん。日本で歯科衛生士の資格取得し、日本とシンガポールで歯科衛生士として10年以上勤務。ニューカッスル大学でオーラルヘルスセラピストの資格を取得した後、現在「青山クリニック」に勤務して半年。子どもから大人まで様々な歯科検診や治療を担当しています。

歯磨きや虫歯予防など歯の健康基礎知識を専門とし、歯のメンテナンスのプロである彼女に、さまざまな疑問に答えてもらいました。小さなお子さんの歯の事情も訊いてきたので親御さんたちも必読!

オーラルヘルスセラピストってどんな仕事?

オーストラリアでも約8年前にできたばかりの新しい職種で、ちょうど歯科医師と歯科衛生士の間のポジションに当たります。歯科検診の他、お子さんや親御さん向けの口腔健康の指導、スケーリングなどの歯のクリーニング、フッ素塗布、歯型取り、レントゲン撮影、乳歯の抜歯などの小児歯科全般に加え、成人の虫歯治療を担当しています。

オーストラリアの歯科事情は日本と違う?

治療器具などはほぼ変わりませんが、オーストラリアでは日本のように歯科の保険が効かないことが、一番の大きな違いだと思います。プライベート保険の一部プランを除き、オーストラリアで歯科に対する保険に入っていない場合はどうしても治療費用が高くなるため、予防歯科に対するモチベーションが日本在住の場合と異なるように感じます。

ただ、オーストラリアの水道水には虫歯予防のためにフッ素が入っていますので、日本に比べて虫歯の罹患率が低いのではないでしょうか。虫歯予防対策としては、日本よりも進んでいると言えますね。また、歯列矯正の治療費に関しては、日本より安い傾向があります。

歯医者さんで口内をクリーニングするメリットと推奨頻度は?

歯石が一度できてしまうと自分では取れませんし、放置した状態だと歯石がどんどん硬くなってしまいます。また、年齢にもよりますが、不定期で歯科検診を受けている方に一番多いのが、気がつかないうちに歯周病や虫歯になっているケース。

そのため、定期的に歯科検診を受けることが重要です。この定期検診は年に2回を推奨しています。

どんな症状の時に歯科検診を受けた方がいい?

半年に1回の定期検診は前提として、歯科検診を受けるべき一番のサインは、歯が痛かったりしみたりする時。熱いものでしみる状態が、最も進行している虫歯の症状です。甘いもの、冷たいもの、熱い、温かいものでしみる場合は、知覚過敏のケースもありますが、素人目での判断はできないので歯科医に診てもらいましょう。

また、当クリニックでは検診の際、歯ブラシの選び方や磨き方の指導などを、必要だと思われる患者さまに対して無料サービスで実施しています。

乳歯は生え変わるから歯科検診の心配をしなくてもいい?

虫歯などの理由で乳歯が抜けるべき時期より前に抜歯をすると、周りの歯がきちんと生えてこなくなる場合があります。乳歯が自然に抜けるまで健康な状態に保つことが重要なので、お子さまの歯科検診も年に2回を推奨しています。

子どもの虫歯予防のためにできることは?

虫歯予防には歯磨きも大切ですが、何を食べているかも重要になってきます。炭水化物も含めた糖分を頻繁に摂取したり、ダラダラ食いは避けましょう。甘いものを食べるなら、食事と一緒にデザートとして食べるのが良いタイミングです。フルーツジュースにも結構な果糖が入っているので、やはり水がいいですね。スポーツドリンクにも砂糖はたくさん入っているので、なるべく避けた方がいいです。

甘いものを食べたらすぐに歯磨きすればいい?

食後すぐは口内が酸性の状態になっています。唾液によって徐々に中性に戻る時に歯磨きをするのがベストなので、歯磨きまでに食後30分から1時間くらい時間を置きましょう。

オススメの歯ブラシや歯磨き粉は?

アジア人は特に口が小さい傾向があるため、オーストラリアで販売している大きいサイズの歯ブラシだと奥歯まできちんと磨くことが難しいです。できるだけ柔らかい小さいヘッドの歯ブラシで、奥歯まできちんと届くように意識して磨いてください。電動歯ブラシでもそうですが、歯に強く押し付けず、乗せる感じで磨いてください。同時に、ヌメヌメやプラークは舌にも付着しますので、 歯ブラシや舌用ブラシを使ってシュッシュと軽く落とすと口臭予防にもなります。

歯磨き粉はフッ素入りであれば、どれでも大丈夫です。日本では歯磨きの後に口を濯ぐのが主な歯科指導かと思いますが、オーストラリアでは口は濯がず、泡だけ吐いて歯磨き粉を残しておくのが主流です。

マウスウォッシュはきちんと歯磨きをしていれば、使用する必要は特にありません。プラークはヌメヌメした状態で歯に付着するため、歯ブラシできちんとこすって落とす必要があります。また、歯磨きの際にはフロスも必ず使用してください。

普通の歯ブラシより電動歯ブラシの方がいい?

両方の歯ブラシを比較検討した研究では、普通の歯ブラシできちんと歯磨きができる人は電動歯ブラシを使っても効果は変わらない一方、歯ブラシでの歯磨きが苦手な人は電動歯ブラシを使用した方が上手に磨けている、という結果が出ています。当クリニックでも、患者さんの歯の健康状態から電動歯ブラシをお勧めする場合があります。

「青山デンタルクリニック」の良いところは?

やはり日本語環境で治療を受けられるところですね。キム医院長自らも日本語での治療ができますし、不安な場合も日本人スタッフが常にサポートに対応しています。病院などで英語を使うのが苦手な方や日本語環境で安心して治療を受けたい方にはとてもいい環境です。

また、歯列矯正治療を担当するキム院長は、最先端治療のインビザラインでの経験も豊富で、数々の賞を受賞されている今でも非常に勉強熱心な歯科医です。他では断られるような難しいケースにも真摯に向き合い、さまざまな患者さまの症例に対応できるスキルがあるので、歯並びに関する悩みがある方は、ぜひ当クリニックにご相談ください。

「青山デンタルクリニック」の歯列矯正のケース例

最先端の歯列矯正「インビザライン」第一人者のキム院長に伺いました!

オーストラリア・インビザライン社の公式臨床講演者で、名誉ある「Global Invisalign Gallery Peer Review Award」世界6位(2014年)に選出、インビザラインを用いた矯正治療の年間症例数によって与えられる世界共通ランクの「ダイヤモンド・プロバイダー」を受賞しているキム歯科医院長。これまでのインビザライン症例数は1000件以上、「青山デンタルクリニック」ではフルタイムで歯列矯正のコンサルテーションを担当しています。

そんなキム医院長に歯列矯正の最新事情を取材! 「青山デンタルクリニック」が提携している海外の歯科ネットワークについても伺いました。

透明マウスピースを使ったインビザライン矯正の需要は高い?

コロナ自粛期間に自宅で過ごす時間も増えたため、皆さんの健康意識が高くなり、歯の健康を気にする方は世界的に急増しています。これは歯科業界でも驚きの現象で、当クリニックだけでなく提携している日本の「ANBI歯科・矯正歯科」でも歯列矯正治療を受ける患者さまは増えています。

最先端の歯列矯正であるインビザラインを希望する方も一般的に増えています。透明マウスピースを用いるインビザラインというブランドの知名度が高くなりつつあり、中には治療途中で他院から当クリニックに移られた方もいました。

僕の見解では、現時点では他のマウスピースの矯正方法とインビザラインとでは効果のレベルが全く違うと思っています。他の方法も使用していたことがありますが、インビザラインだからできることが多くあります。

日本帰国後も歯列矯正の継続治療ができるって本当?

海外渡航の規制も緩和され、日本への帰国や一時帰国を考えている方も増えている中、歯列矯正をするタイミングに悩んでいる方もいるかと思います。当クリニックには、治療途中で帰国をする患者さまにも対応できるグローバルな歯医者のネットワークがあり、最後まで僕のプランで治療を完了することができます。2017年から日本や中国で歯科矯正に関する講演会に講師として登壇しています。

これまでに実際に引き継ぎをされた患者さんは年間約20人ほど。東京2ヶ所、名古屋5ヶ所、大阪3ヶ所、仙台1ヶ所の提携クリニックにて矯正治療を再開することが可能です。その他の地域に移住をお考えの方も一度ご相談ください。日本以外では、イタリア、中国、インドネシアも可能ですよ(他国の場合は応相談)。

中でも東京にある「ANBI歯科・矯正歯科」の安院長とは、同クリニックの開院時から僕も携わっていたこともあり、副医院長を務め、5年以上の信頼関係を築いています。逆に同クリニックの患者さまの治療プランを僕が手伝うこともあり、「ANBI歯科・矯正歯科」の患者さま一人一人の治療計画の立案や見直し等を日々行なっております。そのため、当クリニックでの矯正治療の途中で日本に帰国する場合、インビザラインだけでなく歯の詰め物や他のケースでも「ANBI歯科・矯正歯科」なら対応することができます。

「ANBI歯科・矯正歯科」について詳しくはこちら

東京にある「ANBI歯科・矯正歯科」

ここが知りたい!「青山クリニック」のインビザライン

「青山デンタルクリニック」には、他で断られるような難しいケースにも多数対応してきた実績と、他州にお住いの方の来院頻度を調整したり、日本にもうすぐ帰国予定の方の治療プランの引き継ぎをしたりと、患者さま個々の事情に対して幅広くフレキシブルな対応が可能です。

「青山デンタルクリニック」での歯列矯正を検討している方からよく聞かれるという質問を、受付担当のハナさんに伺いました。

無料コンサルテーションから矯正治療完了までの流れは?

  1. 日本語コンサルテーション
    キム医院長との日本語のコンサルテーションで、歯列矯正(インビザライン含む)の治療の流れ、大まかな治療期間や費用の目安を説明。治療期間は歯の状態によって個人差があり、3カ月の短期で終了することもあれば、1〜3年になる場合もあります。
  2. 精密検査・綿密な治療プランの立案
    歯型の採取や口腔内写真、レントゲンなど口内の精密検査(計383ドル:インビザラインの治療に進む場合はパッケージ料金から差し引き。コンサルテーションの内容と精密検査に基づき、キム医院長が各自にあった治療プランを2〜3週間で作成します。治療の開始から完了まで歯がどのように動いていくのかを示す3Dシミュレーションを確認し、治療経過への理解が事前に深まる説明も聞ける段階です。
  3. 治療期間と治療費の決定
    キム医院長から作成した治療プランの説明があり、質問や要望がある場合は相談することができます。この時点で、歯列矯正(インビザライン含む)の治療期間と治療費用が正確に決定。最終的に治療プランを承認後、コース料金に応じた頭金をお支払いいただきます。
  4. インビザライン専用マウスピースの発注
    インビザラインの場合、当クリニックからインビザラインの専用マウスピースを発注します。
  5. 歯科検診・クリーニング・虫歯や歯周病の治療
    インビザラインでは専用マウスピースが到着するまでの間に、より高い矯正効果を発揮させるため、口腔内の歯科検診とクリーニングを行います。この時点で虫歯や歯周病がある場合、希望者には歯科治療を施します(別途料金)。
  6. 矯正治療スタート
    インビザラインの場合、届いた専用マウスピースを装着して矯正治療を開始。初期段階では、アタッチメントの装着などのため週1回×3週の通院、その後は治療プランにもよりますが、通常は6〜8週間に1回のペースで通院します。他州など遠方からご利用をお考えの方も遠慮なくご相談ください。自宅では約7〜14日ごとに自分で新しいマウスピースに取り替えて歯を動かしていきます。マウスピースは1日20時以上装着が目安で、飲食や歯磨き時以外は常に装着を推奨しています。
  7. 保定期間
    全てのマウスピースの装着が終了して歯並びが改善された後は、舌などの癖によって歯が元の位置に戻ることがないよう、リテーナー(別途料金)を装着して歯列を安定させる保定期間になります。

インビザライン歯列矯正のパッケージ料金について

「青山デンタルクリニック」のインビザラインによる歯列矯正は、日本の平均よりも安価な料金設定となっています。以下は、コースと料金の一例。精密検査にて歯の状態を確認した上で最適なコースを決定する必要があるため、お好みのコースを選べるわけではありませんので、あらかじめご了承ください。

【インビザライン歯列矯正の料金】(2022年8月現在)
①エクスプレスコース 3,495ドル
②ライトコース 5,495ドル
③フルコース 8,495ドル
④アドバンスコース 9,495ドル
⑤コンプレックスコース 10,495ドル
※料金は、予告なしに変更される可能性があります。
※キム医院長による治療プラン作成、歯科検診とクリーニング、レントゲン検査、専用マウスピース製造費、治療工程の治療費を含む(抜歯や虫歯治療、リテイナーの作成費は別料金)

各コースの症例のビフォーアフターはこちら

コースの頭金と残金のお支払いは、以下のように分割できるシステムです。一度に高額を支払う必要はありません。

  • 頭金:精密検査費用 383ドル(インビザラインの治療に進む場合はパッケージ料金から差し引き)+専用マウスピース製造費
  • 残金:届いた専用マウスピース1週間分の1セットをお渡しする都度、200ドルをお支払い。1回のお支払いの上限は600ドル
    コースによって頭金と残金の比率は変動します

「青山デンタルクリニック」から日本の歯医者さんを紹介してもらえる?

当クリニックでインビザラインの治療を始めると、キム医院長から日本の提携歯科の担当医へそのまま治療プランを引き継ぎ、継続治療をお願いできるため、時間と費用のロスなく安心して治療を受けていただけます。日本帰国を検討している方は、無料コンサルテーションの際にお知らせください。

インビザライン社のシステム上、通常は国をまたいで患者さまのデータを移行する場合に多大な費用がかかってしまうため、当クリニックでは海外の提携歯科と連携して日本への引き継ぎを行います。当クリニックでの治療は終了ではなく、キム医院長が最後まで遠隔によって対応する形になりますので、インビザラインのコース料金全額は当クリニックへお支払いいただきます。

日本の提携歯科での受診の際には、別途治療費が発生します。これは例えば、日本でインビザラインのアタッチメント(歯に付着させる小さい突起)を付け替える必要が出た場合、その治療費は日本の提携歯科にお支払いしていただくというものです。

日本への帰国時に残金の未払い分がある場合、当クリニックへ全額を一括払いしていただくか、クレジットカード決済または海外送金を随時していただく選択肢もあります。また、治療中の専用マウスピースのセットは、当クリニックから日本へ送らせていただきます。

「JAMS見ました」キャンペーン実施中!

【キャンペーン内容】歯列矯正コンサルテーション無料
【キャンペーン対象】予約時に「JAMSを見た」とお伝えください。
【実施期間】実施中〜2022年3月31日まで

「青山デンタルクリニック」へのご予約・お問い合わせ

予約の際には「JAMSを見ました!」とお伝えください。お早めのご予約をおすすめします。

電話:(02) 9269-0517(日本語対応)/(02) 9269-0514​
Email:j.info@bestdentist.com.au(日本語対応)

取材を担当したJAMSスタッフの感想

「青山デンタルクリニック」にいる時間、スタッフの皆さんと全て日本語で会話ができるため、「ここは日本?」と本当に思ってしまうほど。キム医院長を始め、歯の健康を守る経験豊かなエキスパートの方々がさまざまな悩みに親身に答えてくれます。

また、JAMSスタッフKの場合、日本でのワイヤー矯正の治療費は約100万円だったそうで、それと比べるとインビザライン矯正のライトコースは約半額とかなりリーズナブル。ついつい後回しにしてしまうことの多い歯医者さんですが、総括的にケアをしてくれる同クリニックで相談&治療してみてはいかがでしょう?

青山デンタルクリニック(旧 シティワールドタワー歯科)

青山デンタルクリニック

www.jams.tv/dentalclinic

☑タウンホール駅から徒歩2分
☑国際症例評価の世界6位に輝いたインビザライン治療
☑検診やクリーニングなどを含めたトータルなオーラルケアの技術が評判
所在地:Suite 1104, Level 11, World Tower Commercial, 87-89 Liverpool Street, Sydney
営業時間:月〜金 9:00-18:00 土日祝休

電話:(02) 9269-0517(日本語対応)/ (02) 9269-0514​
Email:j.info@bestdentist.com.au(日本語対応)
  

【キム先生が相談役としてサポート! 日本に提携クリニックがあります】

ANBI新宿歯科・矯正歯科
所在地:東京都新宿区新宿6-29-11 新宿イーストクロスタワー5F

 

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