夜中に歯ぎしりや食いしばりをしていませんか?
その原因には、主に次の 4つの要素 が関係しています。
姿勢の悪さ
顎関節の問題
呼吸の方法
逆流(胃酸の逆流など)
今回は、この中の ③ 呼吸の方法(口呼吸と鼻呼吸の違い) について詳しくお話しします。
口呼吸 vs 鼻呼吸理想的な呼吸は 鼻呼吸 です。
鼻呼吸は空気を加湿・ろ過し、舌や顎の正しい位置を保ち、体をリラックスさせます。
一方で、朝起きたときに 口の中が乾いている、唇が乾燥している、舌がカサカサしている という方は、
睡眠中に 口呼吸 をしている可能性があります。
このような「口の乾き」は ドライマウス(口腔乾燥症:xerostomia/ゼロストミア) と呼ばれ、
歯ぎしりや食いしばりの原因・悪化要因になることがあります。
鼻呼吸を取り戻す4つのポイント正しい鼻呼吸を身につけるには、次の 4つの要素 を意識しましょう。
舌の位置:
舌は上あごの前歯のすぐ後ろ(歯ぐきの盛り上がり=歯槽堤)に軽く当てるようにします。
歯の位置:
上下の歯はわずかに離し、「バタフライバイト」と呼ばれる軽い開口状態にします。
唇の位置:
唇は力を入れずにそっと閉じ、口を密閉します。
呼吸の仕方:
両方の鼻から、ゆっくりとした 鼻呼吸 を意識しましょう。
鼻で呼吸しにくい場合は?鼻づまりや副鼻腔の炎症、鼻腔内の粘膜(甲介:タービネート)が肥大している場合、
鼻呼吸が難しくなることがあります。
そのような場合は、耳鼻咽喉科(ENT) の受診をおすすめします。
鼻腔や副鼻腔の問題がないか、医師にチェックしてもらいましょう。
呼吸と顎の健康を整える舌や唇、姿勢を整え、鼻呼吸ができるようになると、
口の乾きが減り、歯ぎしり・食いしばりの回数も減少 します。
結果として、顎の痛みや顎関節症状の改善 にもつながります。
ハッピーリハブ!
Metro Physiotherapy Channel
www.metrophysiotherapy.com.au
※本記事は一般的な教育目的の内容です。症状がある方は、必ず専門家による評価・治療をお受けください。
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