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😴 歯ぎしり・食いしばりの4つの原因|鼻呼吸で改善できる?

夜中に歯ぎしりや食いしばりをしていませんか?
その原因には、主に次の 4つの要素 が関係しています。

  1. 姿勢の悪さ

  2. 顎関節の問題

  3. 呼吸の方法

  4. 逆流(胃酸の逆流など)

今回は、この中の ③ 呼吸の方法(口呼吸と鼻呼吸の違い) について詳しくお話しします。


🌬 口呼吸 vs 鼻呼吸

理想的な呼吸は 鼻呼吸 です。
鼻呼吸は空気を加湿・ろ過し、舌や顎の正しい位置を保ち、体をリラックスさせます。

一方で、朝起きたときに 口の中が乾いている唇が乾燥している舌がカサカサしている という方は、
睡眠中に 口呼吸 をしている可能性があります。

このような「口の乾き」は ドライマウス(口腔乾燥症:xerostomia/ゼロストミア) と呼ばれ、
歯ぎしりや食いしばりの原因・悪化要因になることがあります。


👅 鼻呼吸を取り戻す4つのポイント

正しい鼻呼吸を身につけるには、次の 4つの要素 を意識しましょう。

  1. 舌の位置:
     舌は上あごの前歯のすぐ後ろ(歯ぐきの盛り上がり=歯槽堤)に軽く当てるようにします。

  2. 歯の位置:
     上下の歯はわずかに離し、「バタフライバイト」と呼ばれる軽い開口状態にします。

  3. 唇の位置:
     唇は力を入れずにそっと閉じ、口を密閉します。

  4. 呼吸の仕方:
     両方の鼻から、ゆっくりとした 鼻呼吸 を意識しましょう。


👃 鼻で呼吸しにくい場合は?

鼻づまりや副鼻腔の炎症、鼻腔内の粘膜(甲介:タービネート)が肥大している場合、
鼻呼吸が難しくなることがあります。

そのような場合は、耳鼻咽喉科(ENT) の受診をおすすめします。
鼻腔や副鼻腔の問題がないか、医師にチェックしてもらいましょう。


💪 呼吸と顎の健康を整える

舌や唇、姿勢を整え、鼻呼吸ができるようになると、
口の乾きが減り、歯ぎしり・食いしばりの回数も減少 します。

結果として、顎の痛みや顎関節症状の改善 にもつながります。


ハッピーリハブ!
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www.metrophysiotherapy.com.au

※本記事は一般的な教育目的の内容です。症状がある方は、必ず専門家による評価・治療をお受けください。

 

 

 

 

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