【ACT9日】オーストラリアとニュージーランドの警察当局は、犯罪組織「ローンウルフ・アウトロー・モーターサイクル・ギャング」を標的とした合同作戦を実施した。組織犯罪対策の専門部隊が8日に全国一斉の行動に踏み切り、20人を逮捕し、69件の容疑で訴追した。
警察は同組織について、違法薬物の輸入・密売、マネーロンダリング、暴力行為への関与が疑われ、オーストラリアの組織犯罪において「非常に高い脅威」をもたらすと評価している。捜査では、両国で18カ所の捜索令状を執行したほか、銃器の保有状況に関する10件の確認を実施。コカイン、MDMA(合成麻薬)、違法たばこ、電子たばこを押収した。
作戦を担ったタスクフォース・モーフィアスには、オーストラリア各州・準州の警察と連邦法執行機関が参加した。QLD州警察のトロイ・プカラス警視は、同組織が金銭的利益を得るために暴力や脅迫、組織的犯罪を利用していると指摘。地域社会の安全や福祉を顧みない行為を容認しない姿勢を示した。
オーストラリア国境警備隊のグレアム・キャンベル司令官は、違法たばこの取引が組織犯罪の重要な資金源となっており、その利益がさらなる重大犯罪に使われていると説明した。当局は今後も、正規の事業を隠れみのにして犯罪活動を行う組織への取り締まりを続ける方針だ。
ソース:abc.net.au – Lone Wolf outlaw motorbike gang targeted by Australian and New Zealand police