
オーストラリアには、もともと銭湯や温泉にあたる公衆浴場の文化がありません。シャワーだけで済ませる家庭も多く、湯船に浸かる習慣自体が一般的ではありませんでした。
ところがこの2〜3年、シドニーでは「バスハウス(Bathhouse)」と呼ばれる施設が一気に増えています。サウナ、スチームルーム、温かいミネラルプール、そして日本でいう水風呂にあたるアイスバスがひとつの空間にそろった場所です。BondiやSurry Hills、Glebeなど街の中心部にも次々とオープンし、オーストラリア・サウナ協会の登録だけでNSW州には30以上の施設があります。
行く前に知っておきたい4つのこと
日本のサウナや銭湯の感覚で行くと、たいてい戸惑います。
・水着が必須。レンタルがない施設がほとんどで、忘れると入れません
・男女共用。友人やパートナーと一緒に入れます
・時間制。60〜120分のセッションで、シャワーと着替えの時間も含まれます
・事前予約がほぼ必須。飛び込みで入れる文化ではありません
ちなみに水風呂は10〜12℃と、日本の一般的なサウナより冷たい設定が主流です。
現地在住者に人気の5施設
XtraClubs(Bondi Junction/Green Square/Marrickville/Manly)
週$27.95〜の月額制で通い放題。全店舗共通で使えるので、家と学校が離れていても困りません。コスト重視ならまずここ。
Nature’s Energy(Glebe/Balmain/Newtown)
World Spa Awardsを4年連続受賞している老舗。伝統サウナ・赤外線サウナ・ミネラルプール・アイスバスが全部込みで、この価格帯では設備が突出しています。朝6時半から開いているのも便利。
1Remedy(Potts Point)
「サウナ→アイスバス→休憩」の流れを明示してくれるので、初めての1軒に最適。CBDから歩けます。
Soak Bathhouse(Alexandria/Bondi Junction)
34℃と38℃のミネラルプールを行き来できる、日本の温泉に近い感覚が味わえる施設。朝の時間帯限定の割安プランがあります。
38° The Bathhouse(Bondi Beach)
Bondi最大級のフィンランド式ソルトサウナ。市内では最も「本格サウナ」に近い1軒です。旧「Slow House」という名前で覚えている方もいるかもしれません。
それでも「素肌で湯に浸かりたい」なら
ここまで紹介したのはすべて水着着用の施設です。日本の温泉のように水着なしで入りたい、本場のロウリュを浴びたい——という方には、シドニーから日帰りで行ける選択肢が2ヶ所だけあります。片方は天然のミネラル泉を引いた本格的な温泉施設、もう片方はサウナマイスターが毎日アウフグースを行うヨーロッパ式の公共サウナです。
紹介した5施設のほかにも、CBD・North Shore・Northern Beaches・シドニー西部にそれぞれ特色のある施設があります。市内11施設+日帰り2施設の全13ヶ所の料金・住所・営業時間、日本の銭湯との違いの詳しい比較、持ち物リストや予約時に使える英語フレーズは、アイエス留学ネットワークのブログで解説しています👇
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