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グリーブに昔からあるインド料理「DARBAR」

グリーブにあるインド料理「DARBAR FINE INDIAN CUISINE」というお店に行って来ました。ほとんど飛び込みです。

名前だけ知っていた奥さんが「ネットでの評価は悪くなかったよ」とのことなので、行ってみることにしました。

結果をまずお伝えすると、このレストランの評価とても難しいです。と言うのもすっごい美味しい料理が出てきたかと思うと、そうでなかったり・・・

サービスはイマイチだなーと思うと、すごくよかったり・・・僕たちの最終評価は最後に書きますが、ぜひ皆さんもこのブログを読みながら、

実際お店に訪れたと思ってハラハラドキドキ(?)しながら、皆さん自身で評価してみてください。さて、結果はいかに???

 

まずロケーションはグリーブのメイン・ストリートに位置しますが、ブロードウェイ・ショッピングセンターからは少し離れていて、

決して良いとは言えません。が、別に不便なこともありません。

 

お店の外観はこんな感じ。

全く知らないお店だったらちょっと入りずらいかな。「OPEN」の看板もちょっとチープでベタな感じ・・・

 

でも一歩店内に足を踏み入れると、意外と雰囲気があるお店です。

洞窟っぽい作りになっていて、向かって左サイドは割りと明るめの照明でグループやビジネスマンの客が多く、

右サイドはソファ席で照明が落してあり、客は全員カップルでした。

店内はお客さんでいっぱいで、とても繁盛していました(上の写真は帰り際に撮ったので大半の客が帰った後です)。

フロア・スタッフもてんてこ舞い状態で、しばらくレセプションのところで待っていましたが、

なかなか店内に通してくれません。何気なく店内を眺めていましたが、この客数をフロア・スタッフ二人で回すのは大変だなーと思いました。

それにこのお店、奥行きがあってキッチンからテーブルまでが遠いのですよ。なのでスタッフは早歩き、いや小走りで店内を駆け回っています。

予約もしていないので辛抱強く待っていると、ようやくこちらに一人のスタッフを駆け寄ってきて「もう一人のスタッフが今くるから」と言って、

そのままデリバリーに出かけてしまいました。辛抱、辛抱・・・

 

店内を見渡すと結構待ちくたびれているテーブルも見受けられるので「他のお店にしようか?」と話していた矢先に、

やってきました、もう一人のスタッフが。「二人なんだけど・・・」と言うと何も言わずにカップル席に通されました。

店内の雰囲気は落ち着いた感じで悪くありません。照明は予想以上に暗かったですが、オーストラリア人にはこれが受けるんですよね。

メニューはしばらくしてでてきましたが、案の定なかなかオーダーを取りに来てくれません。回りのテーブルも結構辛抱している様子だったので、

僕たちもひたすら待つことに。そのうちデリバリーからスタッフが一人戻って来ましたが、それでもなかなか来てくれません。

右隣のテーブルの人は手をあげてスタッフを呼んでいます。ファイン・ダイニングではあまり見られない光景ですね。

左隣のテーブルの人はレジまで直接お勘定をしに行きました。

さすがに僕たちも「今だったらまだ水もでてきてないから、お店でても迷惑じゃないよね、他のお店にしようか」と話し始めた瞬間、

またまたあのスタッフが絶妙のタイミングでオーダーを取りに来てくれました。なんだか妙に感心・・・

 

オーダー時に「今日は忙しそうだから、きっと料理がでてくるまで時間がかかるよね?」と尋ねると、

「そう、今日はこんな感じなので少し時間がかかりますね」と言われたので、

「うん大丈夫、わかってるよ、でもビールは早く持って来てね!」(と自分ではウインクしたつもり)とお願いすると「OK」と一言。

本当かなと眉唾もので見ていると、真っ先にバーに行きビールと水を持って来てくれました!今度はなんだか妙に感動・・・

人間冷たくされた後に温かくされると、妙に嬉しいものですね。喉が渇いていたので、ビールが美味しかった!

 

で、思ってたより料理が早く出てきたんですよー、これが。覚悟していた時間より10分は早く出てきました!

うぉ~、なかなかやるじゃん、このお店。忙しいながらもベスト尽くしてくれてるわー、なんて感謝の気持ちで見たお料理がこれです、じゃん!

 

 

Spiced soft shell crab

重そう~。コッテコテの油料理だったのね・・・一体カロリーどれぐらいあるんだろー?半端ない量の衣ついてるよね・・・しかも4ピースある・・・

と、こんな会話をしながら少しテンションが下がる僕たち。誰?オーダーしたの???

 

ハイ、僕です単純にソフトシェルクラブが食べたかったんです!それにインド料理のソフトシェルクラブってどんなのだろ?

という興味本位もありました。オーダーした僕が責任を持って食べます!

で一口頬張ると「あっ、うまい・・・」。もう一口頬張る・・・「うん、やっぱりうまい・・・」。

白ゴマ、パン粉、パプリカ、ビネガー、ガラム・マサラなどをマリネしたトウモロコシ粉と小麦粉で揚げてあるようです。

ガラム・マサラの風味か、衣はカレー・フレーバー。そしてこのカレー・ソースがピリっと辛く、から揚げとよく合っています。

 

と持ち上げましたが、いやいやいや、4ピースは無理!絶対無理!

これ全部食べたらカロリー消費するのに2時間ぐらい走らんといかんわー。ということで持ち帰り決定。いやー、味は悪くないのに残念!

後日談ですが、翌日奥さんがこれでお弁当にサンドウィッチを作ってくれました。余分な衣を落とし、特製ソースとたっぷりの野菜を入れて、

フワフワの食パンで挟んだもの。美味しかったです。だから味は悪くないんですよ。でも、もうちょっと衣の量とか考えましょうね・・・

見た目でソフトシェルクラブだって全くわからないぐらいの衣なんだもの・・・

 

一品目ははずしたねーなんて話していると、絶妙のタイミングで現れるスタッフが次の料理を持って来ました。

 

Prawn & Scallop Lababdar

僕はまださっきの揚げ物の余韻でなかなか箸がすすまないので、まずは奥さんが一口味見。で、すかさず「美味しいー!」と唸る。

えっ、まじで?と半信半疑で僕も一口・・・・・うんま~~~~い!何このカレー?美味しいじゃーん!

トマト、ショウガ、シャロットがペースになっているカレーはとってもまろやかで、海老と帆立の出汁がしっかり染み出ていて深~い味わいです。

滑らかな歯ざわり。プリプリの魚介類。フェネグリークとコリアンダーの香りもとてもいいです。そしてアーモンドのスライスも味のアクセントに。

どれをとっても完璧なカレー。僕的には大げさでなく今まで一番美味しいカレーかもと思いました。

いや僕だけでなく奥さんも大絶賛のカレーです。ナンやバスマティ・ライスとも相性ピッタリですが、

とてもやさしい味わいなので、そのままスプーンですくっていただいても濃すぎることもなく、とても美味しかったです!

 

そしてナンもバスマティ・ライスも美味しかったです。

Saffron basmati rice>             <Plain Naan

  

これら各$2.90はかなりバリューだと思います。ライスはパラパラしていて滑らかなカレーととてもよく絡みます。

薄っすらと塩味なので、なんならライスだけでもパクパク食べれちゃいます(笑)。

ナンはふっくら焼き上がっていて、生地はしっとりしています。塩加減もいい感じです。もう1枚注文してもよかったな・・・

 

 

な~んだこのレストランやっぱり味はいいんだよ。サービスも今日は忙しいだけでそんなに悪くないし・・・さっきの料理も味は美味しいんだし・・・

と期待が高まる中、最後のディッシュが登場しました。これは「シェフのオススメ・マーク」がついていたので、期待に胸が高まります!

 

Chicken chat pat (chef’s recommendation)

メニューの紹介では、一口サイズのチキンが、ショウガ、ガーリックと共にスペシャル・ソース(シェフ特製らしい)で煮込まれているそうです。

 

では、いざチキンを一口!!! 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

か、か、辛~~~~い!

 

しかも味、濃ゆ~~~い!

 

それに思いっきり香辛料の葉っぱ(ベイ・リーフ)も食べたので、苦~~~い!の3拍子。

 

 

と書くと、ひどい料理と思われるかもしれませんが、いやいや、これが辛さに慣れてくると美味しいんですよ。葉っぱはよけながら食べましょう。

味が濃いのもライスやナンと一緒に食べるとちょうどよくなります。濃い味がお好きな方はライスを少なめに、薄味がお好きな方は多めに。

僕たちは薄目が好きなので、ライスとナンがあっという間になくなり、チキンも持ち帰ることにしました。

これも翌日サンドウィッチで食べましたが、たっぷりの野菜と一緒に食パンに挟んでいただくと、これがとっても美味しいのですよ!

そして翌々日は、晩御飯に日本米のおかずとしていただきましたが、これもびっくりするぐらい美味しいおかずとなっていました。

しかも3日目、奥さん大絶賛のカレーとなりました!しかしインドカレーも、一晩か二晩寝かした方が美味しくなるのですね!これは大発見!

 

全体的なサービスはというと・・・・う~ん・・・・

レモンを絞って手が汚れたところで「あっ、そう言えばナプキンがない」ということに気づき頼んだところ、すぐ持ってきてもらえました。

持ち込んだ白ワインがぬるくなってきたのでアイス・バケットを頼むと、これも即効持ってきてくれました。

ビルを頼んでもすぐ出てきました。つまり、そんなに気が利くわけではないのですが、言えばすぐやってくれます。

今日は特別忙しかったのかもしれませんね。

 

僕的には、下記のことを守ればもう一度チャレンジしたいと思いました。

 

・予約して、混み具合を確認する

・揚げ物はオーダーしない

・二人で行くのであればカレー2品、ナン1~2枚、サフラン・ライス1人前でOK

・サービスについては、ゆったりと大らかな気持ちで見守る

 

以上です。

 

カレーは美味しかったですよ。だから違うカレーをトライしてみたい。

隣のテーブルで食べてたガーリック・ナンやミント・ナンも美味しそうだったなー

もし5点満点で評価するなら、食べ終わった直後は2.5点、翌日のサンドウィッチ後は3点、そして二日寝かしたカレーを食べた後は4点です。

さて、このお店、ブログで2回目の紹介はあるのでしょうか???

 

 

みなさんの評価はいかがでしたか?

 

Darbar Fine Indian Cuisine

134 Glebe Point Road

Glebe

NSW 2037

Phone

9660 5666

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