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シドニー発豪ドル見通し(2012年1月23日)

”シドニー発豪ドル見通し”(毎週月曜アップデート)

(米ドル円日足)

豪ドル米ドル日足)

(豪ドル円日足)

Joe Tsuda のプロフィール

東京銀行(現 東京三菱UFJ)のバーレーン支店で為替・資金ディーラーとしてスタート。ロンドン支店為替チーフディーラー、本店オプションデスク勤務後、1990年外資系銀行(米系、スイス系)に移り為替・資金業務に携わる。

1995年に来豪し第一勧業銀行(現 みずほコーポレート銀行)の為替ヘッドとして2007年まで活躍。

現在Junax Capital,AT FUND,Sydneyでファンドマネージャーを務める傍ら、日本の投資家に日々市場メッセージを発信している。

豪州金融市場に友人も多い。為替歴30年。

趣味:ゴルフ、テニス、ワイン賞味、ネコと遊ぶ

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今週の主な予定、イベント

1/23(月)中国春節(~27日)、NZ第四四半期PPI、ユーロ圏財務相会合、メルケル独首相講演

24(火)日銀政策会合、インド中銀政策会合、EU財務相理事会、キング英中銀総裁講演、オバマ大統領一般教書演説、ユーロ圏1月製造業PMI

25(水)豪州第四四半期消費者物価指数、独1月ifo景況感指数、英 Q4GDP速報値、英中銀議事録、米12月中古住宅販売成約指数、FOMC-メンバー全員の政策金利予想を公表、NZ中銀政策金利、独30年債追加発行入札、世界経済フォーラム年次総会、ダボス会議

26(木)豪州休場(建国記念日)、韓国Q4GDP、独2月GFK消費者信頼感指数、米12月耐久財受注、米新規失業保険、米12月景気先行指数、米12月新築住宅販売件数、NZ12月貿易収支、イタリア国債入札

27(金)日銀議事録、日本12月CPI、米Q4GDP速報値、イタリア国債入札

マーケットの焦点

キーワード― 欧州債務問題、米国FOMCとQ4GDP、ドル円需給

この1週間は前週の欧州格下げ(S&Pによるユーロ9カ国の格下げ)でむしろあく抜けしたか、市場のリスク回避の動きは収まり株式市場、商品相場は回復地合いとなりました。

一連の欧州債入札が順調に消化されたことも欧州懸念を若干和らげました。

通貨市場ではユーロが今年の安値1.26台、97円台から一時1.30台手前、100円台まで値を戻すなど、市場に蓄積していたユーロ売りポジションの買い戻しの動きが顕著となりました。

さて、今週もやはり市場の焦点はユーロ問題で、本日のユーロ圏財務相会合、明日のEU財務相理事会ではS&PによるEFSF(欧州金融安定基金)格下げへの対応や、欧州金融安定化メカニズム(ESM)の規模などが議論され、一方ギリシャ債の交換協議が継続されます。

また今週も欧州各国の国債入札が予定されており、その結果が気になるところです。

更に今週25日(水)の米FOMCから、メンバー全員の政策金利予測やゼロ金利解除時期の見通しが公表されます。

最近の米経済指標の改善傾向を受けて、FOMC理事達がどのような見解を示すか注目されます。また27日(金)には米国Q4GDP(速報値)が発表されますが前回の+1.8%(前年同期比)から+3.0%への改善予想となっており、今後のFRBの金融政策の行方を占う上でも重要でしょう。

最近動意が薄いドル円は先週久々に77円台に反発ました。邦銀の英銀RBS(ロイヤルバンク オブ スコットランド)の航空機リース部門買収に絡むドル円買い需要が一因とされますが、今後もドル円は複雑な需給関係が考えられます。

(円売り需要)

76.50-60に本邦準公的機関のドル買いオーダー。

政府日銀の円売り介入警戒感。

朝鮮半島や中東の地政学的懸念と原油価格の上昇。

日本国債格下げ懸念

(円買い需要)

FOMCの量的緩和第三段

欧州ソブリンリスク(更なる格下げ)のリスク回避

本邦機関投資家の原子力賠償支援や復興資金需要にからむリパトリ

米国債の格下げ観測

今週も欧州ソブリンリスクにからむリスク許容度の増減により、神経質な取引となりそうです。

豪ドルマーケット

先週の相場レンジ AUDUSD 1.0254-1.0488 AUDYEN 78.81-80.87

今週の予想レンジ AUDUSD 1.0300-1.0600  AUDYEN 78.50-81.50

今週の豪ドルは下値はサポートされ、徐々に上値テストでしょう

先週の豪ドルは概ねユーロ相場に連れて上昇しました。

前週のユーロ諸国の格下げ後はむしろ足元の懸念材料出尽くしから"Buy on fact"のユーロ買い戻しが活発になり、豪ドルもその動きにフォローする展開となりました。木曜日に発表された12月の雇用統計は失業率こそ5.3%から5.2%に改善しましたが、就業者数は+10千人の予想に対して-29.3千人と大幅減少になりましたが、ユーロの堅調にサポートされて豪ドルの下げも限定的で、むしろ週末に向けては1.05手前、80円台後半まで値を上げました。

今週豪州国内指標では水曜日に発表される第四四半期の消費者物価指数が注目されます。

前回の数字はヘッドラインインフレーション(全項目)が前年比+3.5%、RBAが注視するアンダーライイングインフレーションが+2.6%でしたが、欧州懸念が強い中、前期を下回る弱い数字が出れば、再び2月利下げ観測が強まるものと思います。

引き続き豪ドルは欧州情勢や中国景況などの外部要因に影響される展開が予想されますが、景気・金利格差に加えて財政の健全性も投資家選好の対象になっています。

短期筋のポジションは徐々に豪ドル買いに傾いていますが、調整反落局面では新たな豪ドル押し目買いにサポートされる展開が予想されます。

 

それではHave a nice week in advance!!!

Junax Capital, Sydney

Joe Tsuda

・豪ドルトレーディングにはFXマガジン「Joeの豪ドル道場」をお勧めします。 http://www.fxmagazine.jp/magazine_direct.php?uid=3Gl8j

サンプル例を添付させて頂きます。

「29_december_2010.pdf」をダウンロード

・現在セントラル短資FXブログに執筆中!(毎週木曜日担当)

http://www.central-tanshifx.com/

・外為どっどコム社の動画担当(毎週金曜日)

http://www.gaitame.com/gaitame/

 

 

ご注意!

本レポートは著者の作成時点における見解により作成されており、内容等の正確性を期しますが、

それを保証するものではありません。投資等のご判断は皆様ご自身でなされるようお願い申し上げます。

 

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東京銀行(現 東京三菱UFJ)のバーレーン支店で為替・資金ディーラーとしてスタート。ロンドン支店為替チーフディーラー、本店オプションデスク勤務後、1990年外資系銀行(米系、スイス系)に移り為替・資金業務に携わる。

1995年に来豪し第一勧業銀行(現 みずほコーポレート銀行)の為替ヘッドとして2007年まで活躍。

現在 AT FUND PTY LTD, Sydneyのダイレクターを務める傍ら、日本の投資家に日々市場メッセージを発信している。豪州金融市場に友人も多い。為替歴30年。趣味:ゴルフ、テニス、ワイン賞味、ネコと遊ぶ


☆FXトレーディングにはFXマガジン「侍ディーラーが相場を切る」をお勧めします。
詳しくはhttps://foomii.com/00130をご参照ください。

☆現在セントラル短資FXブログに執筆中!(毎週木曜日担当、ヤフーファイナンスに同時掲載)
http://www.central-tanshifx.com/

☆日経新聞月刊誌”日経マネー”に定期寄稿
ご注意!本レポートは著者の作成時点における見解により作成されており、内容等の正確性を期しますが、それを保証するものではありません。投資等のご判断は皆様ご自身でなされるようお願い申し上げます。

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