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ブログ第百九十六回 “料理とワインの会” 誕生日編

Sunaday 05/02/2012

 

週末の昼下がり。いつもの食いしん坊達が集まりました。

 

久しぶりの料理とワインの会です。

 

前回と同様、元Jams社長のMさん宅。

 

今回は、Hideさんが参加できるということで、皆さん、料理にワインに気合が入ります。

 

集まった4家族には、それぞれ小さな子供がいるので、食べて、子供の世話して、料理して、ワイン飲んで…。大変でしたね。

 

 

いつも通り小難しいワインと料理の相性にこだわらず、”ポンポン”とワインがあいていきます。。。

 

 

 

 

ちょっと写真ピント合ってませんが…、

左、NV Moet et Chandon Imperial Brut。しなやかな口当たり、溌剌とした果実味、そして透明感のある酸が印象的。アペリティフ向きです。ミネラル、リンデン・フラワー、レモン・ピール、タイムの香り。Score: 17.5/20

 

右、NV Laurent Perrier LP Brut。LPって、以前は軽やかな飲みやすさがイメージにあったけど、意外とクリーミーなテクスチャーにビックリ。ソフトな果実味と、リンゴやパン粉、フレッシュ・アーモンドの香り、バランス感に優れているよう。どこにも角を立てずに、緩やかに舌の上を流れていきます。Score: 18/20

 

 

 

 

Mさんのつまみ・プレート。サラミ、チーズ、オリーブ・・・・、私の好きなホワイト・アンチョヴィ発見! 

 

 

 

 

Hideさんといえば、Duck! ローストした鴨の胸身に、エアルーム・トマト、ブロッコリーニ、スナップエンドウ、インゲン豆が添えられています。ソースにゴマ味噌を使い、赤味噌、黒ゴマ、パン粉のパウダーをまぶしています。今回のPinot Noirとの相性抜群!

 

 

 

 

 

”雲丹とブルースイマークラブを添えた春菊のジェノベーゼ”。こちらは、寺本さん作。細身のスパゲティーニではなく、リングイーニでもない、スパゲティーの太さが、ムール貝のストックと春菊のペーストを見事に絡めているようです。雲丹とクラブの甘味が味わいに広がりを持たせています。ワイン・マッチングはシェリーや甲州が良さそう。

 

 

 

 

”絹ごし豆腐の味噌づけ”(寺本さん作)。酢味噌と豆腐を使ってチーズの味わいを構築した一品。ドライにしたイチジク、シシリアン・オリーブが食感を、バルサミコ酢のリダクションとEXバージン・オリーブ・オイルがフレーバーに奥行きを与えたいます。

 

 

 

 

左、2008 Grace Cuvee Misawa。Chardonnayです。口に含んだ瞬間に、スッと奥まで入り込んで、そこでその存在感をアピールしているよう。エネルギーを感じるけれど、軽やかであり、じわじわと滲み出てくるミネラルが余韻を長くしている。ナッツ、ナッツメグ、火打石、レモン・バターの香り。Score: 18/20

 

右、2010 Calvente La Guindalera Bianco。こちらはスペインのグラナダ産の白ワイン。マスカット、白桃、、レモン・ヴェルベーナ、アニス系のチャーミングな香りが特徴。果実味と酸のバランスが良く、繊細で清涼感な味わいを表現しています。Moscatel(モスカテル)100%。Score: 16.5/20

 

 

 

 

”タラの西京焼き、和牛の燻製”。かつら剥きにされたニンジンとダイコン(中にシソ)は酢付けにされて、テクスチャーに加え甘酸っぱさを提供、そしてキュウリは、フレッシュな青さを。エリンギ、チェスナッツ、エノキのキノコ群はタラと和牛肉の出会いをサポート。寺本さんの考えつくされた一品です。Chardonnayといい相性、トスカーナの赤とも楽しめました。

 

 

 

 

左、2008 Lime Rock Pinot Noir。NZのHawkes BayからのこのPNは、ラズベリー、チェリー、ブラック・オリーブ、スパイス、燻製肉と、可憐さからシリアスな香りまで、幅広く複雑に表現しています。柔らかなタンニン、なめらかな果実味、やや硬さのある酸、なかなか上品に出来上がっていて、いい飲み頃です。Score: 18/20

 

右、2006 Fattoria Nittardi Ad Astra。Hideさんがイタリアから持ち帰ってきたワイン。予想通り、SangeoveseとCabernet SauvignonをベースにMerlotとSyrahをブレンドした一本(トスカーナ産です)。土、ブラックオリーブ、ドライド・プラム、燻製香に密度を感じます。強めの樽香が少し目立ちました。凝縮した果実味、落ち着きを見せたタンニン、明快な力を持つ酸と、メリハリがあり、噛み応えのあるワインです。Score:18.5/20

 

 

 

 

 

Hideさん作、寺本さんのバースデー・ケーキ(Rise風!?)。抹茶のスポンジ・ケーキ、ホワイト・チョコレートのムース、ストロベリー・ジェラート+マシュマロ添え。このプレート、Hideさんがわざわざご自宅から持ってきた小路光男さん作のもの。

 

 

 

 

左、2004 Wellington Iced Riesling。Tas産のデザート・ワインです。ドライにしたマンダリン・ピールやマンゴ、クインス、そしてホワイト・チョコレートやハニーの濃厚で誘惑される香り。フルーツのコンポートを口に含んだように、こってりとした甘さの凝縮感と低めの酸。けれど鈍さはなく、豊富なミネラルに支えられて、むしろフレッシュなフィニッシュを迎えられるのです。Score:19/20

 

右、NV Thistle Hill Liquer Muscat。NSWのMudgeeからのリキュール・マスカット。ドライド・フィグ、チョコレート、アマレットの香りがグラスの中からトロリと駆け上がってきます。凝縮された果実味に、スパイシーさとスモーキーさが加わった豊かで複雑な味わい。Score: 16/20

 

 

 

食事の合間に、皆さん、子供と触れ合うの図。

 

 

遅くまで、皆さんご苦労様でした。

 

次回は、いつになるのか?

 

 

 

 

 

 

 

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