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ブログ第二百二十一回 Brooks

28/03/2013

 

先日、久しぶりに奥さんと二人でランチに出かけました。

Brookshttp://brooksofmelbourne.com/という名のレストラン。

アラカルトでも良かったのですが、$85の5コースがお得。

ウェイターの方が、アラカルトの中からバランスよくコースに仕立ててくれました。

 

 

一品目は、野菜のメリメロ、'Nic's souvenir of Laguiole: Meli of vegetables'。様々な調理法(ピューレも含む)で仕上げた野菜に、数種類のハーブが彩りよく飾られた一品。野菜の苦味や甘味、硬さや柔らかさ、そしてピューレの甘さや酸っぱさ…、よく考えられた前菜です。Michel Brasに刺激を受けているのが一目でわかりますね。ロワールの白ワイン'Vouvray'がいいマッチング。

 

 

 

続いて、'Morton Bay bug, shiso oil, mussel custard' 。しかっりとしたテクスチャーのモートンベイ・バグ、プチプチ弾けるヤラ・ヴァレーのイクラ、ほろ苦い(タスマニア産の)サンファイヤー、塩味とクリーミーなカスタードそして口の中でとろける乾燥したタピオカの粉末。掘り出していくと、中からビスクのソースが現れて、白い装いが一気に夕焼け色に変わっていく楽しみも。

 

 

 

 

メインコース一品目は'Duck, wild berries, carrot, cumquots'。鴨の胸身のロースト、ニンジンのピューレ、金柑のジュレ。

 

メインコースの二品目は、'Beef, charred vegetables, mimolette, ginger wine' 残念ながら写真がないのです。。。黒く焦がした薄いポテトのクリスプが纏われた和牛肉にミモレット・チーズのソース、付け合せにたっぷりチーズが入ったCheezy mashed potato (Aligot)

 

メインコースにはスペインの赤ワイン'Mencia'が良い相性。

 

 

 

デザートは2種類を提供してくれました。'Forest floor' – hazelnut parfait with mint granita。ヘーゼルナッツのマッシュルーム、リッチなチョコレートのガナッシュやパウダー、ミントのグラニタ、そしてなんとポークのクラックリング! 甘口シェリーの'Moscatel'がチョコレートとピタピタ。

 

 

 

 

'Rose, cheesecake, liquorice'。バラの花びらの中には、チーズケーキとリコリスのアイスクリームが潜んでいます。少しビターな花びらと一緒に頂きます。イタリアの甘口微発泡性ワインの'Brachetto d'Acqui'がパーフェクトなマッチング。

 

 

久しぶりに、感動できたレストラン。

 

そんな余韻に浸る時間も残念ながらなく、現実に戻され、慌てて息子君を迎えに行きました、とさ。

 

 

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