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眠っている間の食いしばりの正体とは?😬💤 原因は“気道の詰まり”かも?

眠っている間の“食いしばり”や“歯ぎしり”…その本当の原因とは?

実は「気道の詰まり」や「呼吸の質」が関係しているかもしれません

朝起きると、頬や顎が痛い・こわばっていると感じたことはありませんか?
口の中に歯型やくっきりとした跡がついていることも?

それ、実は顎の問題ではなく、呼吸の問題かもしれません。

今回のテーマは、「睡眠中の食いしばりや歯ぎしり」と「気道の詰まり」の意外な関係です。


🧠 鍵となるのは「三叉神経心臓反射(TCR)」という神経反射

これはまだ仮説段階ですが、実際の臨床現場でもよく観察される現象です。

下記のような流れが考えられます:

  1. 睡眠中に鼻づまりや気道の狭さが起こる

  2. 血中の酸素濃度が低下

  3. 身体が酸素を取り入れようとして呼吸努力が増加

  4. その結果、心拍数・筋緊張・脳の活動が上昇

  5. これを抑えるために、**TCR(三叉神経心臓反射)**が作動

  6. 三叉神経(顎関節や咀嚼筋を支配)が刺激されて

  7. 無意識に食いしばりや歯ぎしりが発生


🧐 気道に問題があっても、自覚症状がないケースも多い!

  • 鼻が詰まりがち

  • 睡眠時に呼吸が浅い

  • 日中の疲労感が強い

  • 顎が無意識にカチカチする

こうした症状があれば、医師に呼吸のチェックをしてもらうのも選択肢のひとつです。


📌 まとめ

睡眠中の顎のトラブル(食いしばりや歯ぎしり)は、
単なる顎の問題ではなく「気道の問題+神経反射」という、
より広い視点からの理解と対応が重要です。


📚 参考文献:
Chowdhuryら (2017)
『Frontiers in Neurology』
「Trigemino-Cardiac Reflexは見落とされているリンクか?」


👂 顎や耳、首、睡眠に関するお悩みは、**顎のリハビリに詳しいフィジオ(理学療法士)**にぜひご相談を!

Happy Rehab 😊
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🌐 www.metrophysiotherapy.com.au

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