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シドニーの古き変なカフェ

静岡県出身なのについにじゃむずのM社長から関西人会のお誘いを頂いてしまった、もうすっかりえせ関西人でおなじみの奈々子です。

久々更新です。お店が忙しかったというのもありますが、夜も夜で飲んじゃってるもんで、、、。

飲んじゃったといえば、DーFREAKの打ち上げ、脇役ながらに参加させてもらっちゃいました。

とりあえず、某サロンマネージャーと某映画監督の写真をご覧ください。

威厳なし

 

ま、こんな日もあるっていう事で。ある意味いい写真なので、監督に無断で載せちゃいました。ごめんちょ。

さーて!!今日お話したいのは、火曜日に友人といったカフェ。

チャイナタウンでジャージャー麺とギョーザをてんこもりで食べた友人と私。

帰りの車中で、

「この近くにオセアニックカフェっていう所があってね、シドニーじゃ多分一番古いんだよ。コーヒーも泡なんか立ってない奴だし。チップスがすごい美味しいよ」

「へー、いいじゃん。んじゃ、チップスとコーヒーでもいっとこか。」(まだ食べる気でいる私)

というわけで、セントラル近くにあるオセアニックカフェへ。

店内は、かわいいというよりも、とにかくレトロ!!昔の食堂風、といった感じで、椅子やテーブルなど、日本で言ったら昭和ーな感じ。でも、変わったところが好きな私はとっても気に入ってしまった。

働いているのはフロアにどう見ても70前後のおばあちゃん、キッチンには友人によると90はいっているんではないか、というおばあちゃんの二人。二人とも小さくて、ニット帽をかぶって、なんだかかわいらしい様子。

早速友人がオーダーすることに。

「すいません、チップスと、、、」

あー?!チップス!?やってない!!やってない!!うちはチップスだけじゃーやらないよ!!ミール(食事)!!ミール!!ミールだけだからね!!ミールだけだからね!!チップス食べたけりゃミールにしな!!

と、ものすごい大声で言って去っていった。(ちなみに赤い文字は更に大声だったところ)

唖然

友人によるといつもこんな感じらしい。

しかも、その横のメニュー表には堂々と CHIPS と書いてある。(買える日もあるらしいが)

なので、フライドレバー&チップスというその日のスペシャルと、コーヒー(私)コーラ(友人)を頼むと、

「レバー!!レバー!?あんたレバーが何かわかってんの?あんたレバーが何かわかってんの?あんたレバーが何かわかってんの?!! じゃ、レバーと、はいあんたコーヒー!!!あんたコーラ!!!」

ええー、、、何で3回も聞くの??

そこへ、おじさんが店へ入ってきて、おばさんに話しかけた。

「あのー、チップスにはどんな種類が、、、」

「アー教えてやるよ、、、。うちはチップスだけじゃやらねーんだよ!!!」

うわー、、おばあちゃーん、、、。

そして更に、また違うおじさんが入ってきた。

おばあちゃんが近寄り、注文を聞こうとする。

「注文、、、」

「後で!!!」

なぜかしょっぱなからキレているおやじ。

しかもそのおやじ、オーダー中も常にキレ口調。そしてオーダーしたものが、

「フライドレバー、ウェルダン!!ソースなし!!」

レバーをカチカチになるまで焼いてソースなしで食べる、、、聞いただけでも口の中がぼそぼそしそうです

しかもそのおじさん、テーブルになにやら色々なものを広げ、不思議な作業をしていた。全く意味不明

よく見ると、周りのお客さんも一風変わった人ばかり。小汚いけどただ者ではなさそうなおじさんとか、とくに最初から最後まで怒ってる人が多かった。

その90歳のおばあちゃんに最後挨拶がてら話しかけると、

友人「どうもー」

おばあちゃん「アラー久しぶり(昨日来てる)近くに寄ったらいらっしゃいよー!」

奈々子「初めましてー奈々子です」

おばあちゃん(全く自己紹介なく、でも素敵な笑顔で) 「近くに寄ったらいらっしゃいよー!」

ええ、ぜひ。

いやアー、、、貴重な体験でした。実はこれでもここに書ききれなかったネタがいっぱいあるんです。

このおばあちゃんたちは、お客を増やそうという気がなさそう(むしろいらなそう)なので、住所は伏せときます。

ですが、セントラルの近く、というヒントだけ。

興味のある方は探してみてください。中を見て、あれ、ここだけ時代が違う?と思ったら、そこは時代どころか あなたの知らない世界です

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