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ブログ第二十六回 セミヨン

Sunday 25/05/08

 予定では、今日リビング・ルームの模様替えだったのですが、変更です。ランチを食べに行こう! それで、真っ先に挙がったのが、“ピーターシャムに行ってポルトギーズを食す”なのです。もちろん、イースト・シドニーのイタリアン・フェスティバルも考えたのですが、去年すごーい人だったし、今回は息子(5ヶ月)付きなので断念。

 日曜日のお昼のピーターシャムはガラガラ。開いているレストランも少なかったなぁ。その中でも賑わっているお店に入ることにしました。ポルトガルの中でもマデイラ料理のお店“Silvas”。お昼だということでビールを頂きます。ポルトガルのビールSagres(サグレス)です。苦味の少ないすっきりとしたドライなビール。余韻の苦味が少なくてちょっともの足りなけどスイスイ飲んじゃいます(次回はサグレスの黒を飲もうっと)。さて、メニューを拝見・・・、あっさりしたシーフード料理も美味しそうだったけど、マデイラ料理の代表Espetada(エスペターダ)とQuailに決定です。Espetadaはローリエで風味付けされた牛肉を串刺しにしたBBQ。その長ーい串のままテーブルに運ばれてきます。一緒に連れてこられた下の小さな受け皿の中のスライスされたパンが上から滴る肉汁をどんどん吸収していきます。これも食べたい欲求があったのですが、周りの帰った後のテーブルに残されたその串の下にあるパンを見てしまったので、もしや食べてはいけないマナーだったりしてと思い、断念です。そのEspetadaにはサラダ、ガーリック・ブレッド、そしてポレンタが付いてきます。結構なヴォリュームでしたけど、全体的にやさしい味付けで、ビールと赤ワインで全部頂くことができました。Quailはディアーブロ・スタイル。小さい骨があってちょっと食べにくいですけれど、しゃぶりながら(無言で)食べつくしました。奥さんにはカニを食べてるみたいって言われましたけど・・・。

 帰りは、ポルトギーズ・デザートを近くのショップでテイク・アウェイし、ボトル・ショップでポルトガル・ワインを2本買ってきました。このワイン、次回のブログに書こうかなぁ。

 

 さて、今回のワイン・・・、Tyrrell’s HVD Hunter Semillon 2003

 ハンター・ヴァレーは皆さん一回ぐらいは行ったことあると思いますけれど、その中でもティレルズは老舗中の老舗。ちょうど今年150年を迎えるそうです。このセミヨンはシングル・ヴィンヤードのHVDからの白ワイン。さて、テイスティング・・・、シトラス、ライム、ミネラル、ユーカリの葉、フェンネル・シード、ビワの葉の香りが惜しみなく広がります。もう5年もたっていますが、まだまだFresh & Crisp! ピュアな果実味とファンタスティックな酸味は魔法をかけられたように虜になってしまうのです。飾り気がないけど、この純粋な味わいを皆さんにも知ってほしいなぁ。

料理とワインのマリアージュ: Grilled scallops with fennel, radicchio and green chilli

Score: 17/20

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