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ブログ第百十一回 ピノ・ノワール

Wednesday 29/07/09

 一週間に一日だけ休肝日を設けているのですが、その週によって曜日が違います。ワイン・テイスティングを多く入れた日は、さすがに休肝日としては成立しないし、かといってお休みの日を休肝日にする勇気もありません。飲まないなら飲まないでいいのだけれど、どうしても仕事柄ワインに接してないといけない。誘惑だらけなのです。

 でも、マラソンがあるときは別。だいたい3日前から NO ALCOHOL! 次に出場するのは City 2 Surf。今回は家族3人で歩く予定なので、飲むのはOKですよね、奥さん。その次の Sydney Marathon はちゃんと約束守りますよ。

 

 

 本日のワイン Provenance Pinot Noir 2006

VicのGeelongからのPinot Noirが本日紹介するワイン。最近暖かいけど、やっぱりこの季節は赤ワインを飲む機会が多い。私自身の今の流行はCabernet Sauvignonなのですが、今働いているレストランがシーフード料理ということなので、赤だと軽めのPinot Noirを探していることが多いのは事実。その中で、気に入って現在のグラス・ワインとして出しているのが、このProvenanceなのです。サワー・チェリー、リンゴ、タップナード、セミ・ドライ・トマト、フェンネル、なめし革、そして少し鉄っぽい香りが散開していきます。非常になめらかな質感でチャーミングな印象。舌を駆け抜けていく頃には、スムースなタンニン、緻密な酸そしてミネラルというシリアスな表情も見せてくれ、長い余韻までその構造は保たれているのです。

料理とワインのマリアージュ: Seared Tuna, Potatoes, Peas and Avocado

チーズとワインのマリアージュ: Livarot, Normandie Fr

Score: 18/20

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