五代目蔵元の地酒コラム 35「JALファーストクラスの日本酒」
ファーストクラス。海外に住んでいる方々は特によくわかると思いますが、航空会社が提供する最高のシートとサービスのクラスです。乗ったことのある方はそんなに多くはないと思いますが、このファーストクラスで特に日系のJALやANAでは日本酒もしっかりと提供されております。
そんなファーストクラスの提供酒となることは、実は酒蔵にとっては夢でもあります。
今回南部美人は日本航空(JAL)のファーストクラスでの提供酒として認定され、2007年12月から2008年2月までの間、ファーストクラスで飲むことができるようになりました。
JALの場合、ファーストクラスのお酒は三か月ごとに変わり、毎回2種類がメニューに掲載されます。南部美人と一緒にメニューに掲載されたのは愛知県の「醸人九平次」でした。
このファーストクラスに採用されるお酒ですが、どのように決まるかというと、2年に一回の選考会が開催され、そこで採用されると決まります。
まず最初にJALからファーストクラス、ビジネスクラスのお酒として候補になるお酒のサンプルを送っていただけるかどうかという通知が蔵に来ます。この時点で、どういった基準でどんな蔵にオファーしているかは不明ですが、この通知がなければ、千行のテーブルにあがることもできません。こうして選ばれた蔵は、条件にあったお酒をサンプルとしてJALに提供し、そこでソムリエの方や、客室乗務員の方々の選考によって今後2年間の提供されるお酒が決まります。
以前までは日本国内での知名度が優先されていたようですが、最近は海外での知名度の高さも審査に加味されるのではないかと噂されています。
いずれにせよ、空の最高級のクラスで自分が造ったお酒が提供される誉は蔵の宝となります。これからもこの栄光に恥じないようなお酒を造って行きたいと思います。
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