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36「地元のラジオ局でお酒の番組つくっています」

五代目蔵元の地酒コラム 36「地元のラジオ局でお酒の番組つくっています」

 

私の蔵のある岩手県二戸市では日本で2番目、東北では初めてのNPO法人によるコミュニティーラジオ局「カシオペアFM」が開局して5年になります。二戸市を中心に4市町村でk聞くことが出来る市民による市民のための手作りラジオ番組が盛りだくさんです。

そんなカシオペアFMで、私がパーソナリティーをつとめる「蔵の道」という番組が月曜日から金曜日の夕方6時過ぎから5分間放送されています。

この蔵の道は、酒造りのお話や、食事との相性、また酵母や麹菌など微生物の話、日本酒と健康の話など、様々なお話を、その日に起こった過去の出来事と絡め合わせてお話をしています。おかげさまで、開局以来続く人気番組となりました。

そんな蔵の道では、実は私が海外に出張した時には、その出張先での出来事や試飲会、出会った人たちの話などもさせていていただいています。この特別編が結構人気で、アメリカや中国の話はもちろん、先日行ったペルーやブラジルの話などもさせていただいています。

私の住む二戸市は都会でもないですし、海外へ出張で行ける会社もほとんど無く、岩手の地酒を通して、世界の人々が喜んでいる様子や、世界の現状などをリアルに聞くことが出来ると、まるで自分が一緒に海外に行っているようだと、とても喜ばれます。

特に海外での日本酒の試飲会を通して、どんな反応だったか、どんな人たちが飲んでいるのか、などは興味津々で聞いてくれているようです。

ホームページやブログ、ポットキャストなどITは進化していますが、やはり昔からどの家にもある「ラジオ」という媒体を通してお話しすることが1番身近に情報を共有できるのだと最近感じています。

これからも、この手作りのコミュニティーラジオ「カシオペアFM」での海外の日本酒事情の発信を大事にしていきたいと思います。

 

カシオペアFMホームページ

http://779.jp

 

 

 

 

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