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鹿島アントラーズがシドニーにやってきた!

シドニーFC VS 鹿島アントラーズ / 4月13日@Sydney Football Stadium, Moore Park

4月13日、東日本大震災の影響で延期されたサッカー、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグ第2節の試合が各地で行われ、シドニーFCは鹿島アントラーズと対戦。

日本代表選手も多く在籍しているあの鹿島アントラーズがシドニーにやってくる!

さらにJAMSのインタビュー(スポーツ・グラフィティ)にも登場してくれたシドニーFCの森安選手と元代表MF小笠原選手の夢のマッチアップが生で見れるとあっては、三度の飯よりサッカー好きとしては職場でウズウズ、あっちでソワソワ。

上司に勧められるがままにさっそくチケットを購入してもらう。

同じくサッカー狂と言ってよいであろう中国人スタッフの W も観戦に参戦。

てなわけで入口から勝手に盛り上がってしまいましたが、

熱いACL観戦記を皆さんにお届けしま~す!!

前日には最終調整中のシドニーFCを突撃取材。

同チームでただひとりの日本人、森安洋文選手に抱負を聞いてみました。

不思議な感覚ですけど、日本でも指を数えるほどの実力者が集まっているチームと戦えるということでとても楽しみにしています。日本のトップレベルのチーム に対して自分がどれだけできるかということも肌でわかるでしょうし、そこから今後の将来が広がっていけばいいかなと思っています。5月には国立競技場でア ントラーズと再度試合をするのですが、僕らが試合をすることで地震で被害に遭われた方たちに少しでも勇気とかを与えられればいいなあと思っています。明日 の鹿島アントラーズ戦の当日には試合前と試合後に募金活動を行う予定です。来シーズンにも募金活動を続けていきたいと個人的には思っています。クラブにも 働きかけて今後そういうことができるように動いていくつもりです。

しかし生で見た森安選手は本当に良い男!

小生そちらの気はありませんが、男が惚れる男ってのはこんな感じだろうな。

(もちろん女性にもモテモテだと思いますが!)

日本を離れ、単身でシドニーに来豪。

自分の夢に向かってひたむきに進む姿は、我らがシドニー在住若者の星。

もちろん当日はシドニーFCを応援しますから~!なんて初めは鹿島が来るのにウキウキしていたのが

あっという間に心変わりしたミーハーな自分にふと気付く。明日の試合、がんばってくださいね、森安さん!

当日の試合前には、鹿島アントラーズの井畑社長が総領事を表敬訪問し、ペナントを贈呈。

鹿島アントラーズ本山選手のユニフォームがペナントと合せて贈呈され、ニッコリ笑顔の小原総領事。

(写真は鹿島アントラーズの井畑滋社長と小原雅博在シドニー日本国総領事)

キック・オフは20:00から。

その前に東日本大震災に向けた募金活動がスタジアム前で行われると聞き、1時間前の19:00に正面ゲートに到着。精力的に募金活動に励むのは、シドニー2部リーグのSydney Olympic FC に所属する近江孝行さん(写真左)とその仲間たち。

 

じつは募金活動開始時(18:00ごろ)には森安選手も参加しチャリティーの輪が拡がっていたよう。

さあ待ちに待った試合開始!

当日の天気はあいにくの小雨交じり。

初めて訪れたスタジアムの感想はというと…

日本のスタジアムに比べてピッチと観客席の距離が近いっ!!

選手とサポーターとの一体感が強まりますね。

試合は…、華麗なパスワークで中盤を支配する鹿島アントラーズに対し、長身のFWを機転にロングパスを多用しフィジカルで対抗するシドニーFC。序盤は五分五分の戦いを見せていたものの、次第に疲労の色が見えはじめるシドニーFCをあざ笑うかのように中盤のショートパスから絶妙なサイドチェンジなど幅を見せる鹿島アントラーズの攻撃。森安選手もなかなかボールに絡めず苦戦を強いられている様子。

すると前半41分、左サイドの野沢から出た縦パスをFW興梠が中央へ折り返し、フェリペ・ガブリエルがシュートを放つ。GKがブロックしたこぼれ球をゴール前の野沢が右足で押し込み、鹿島が待望の先制点を挙げた。

後半も素早い鹿島のパス回しに苦戦するシドニーFC。序盤の猛攻は何とか防いだものの、その後は防戦一方。フェリペ・ガブリエル、興梠の2点を加えた鹿島アントラーズがそのまま勝利し勝ち点3ポイントを獲得。

ホームで大敗を喫したシドニーFC。後半途中のピッチを後にするまで、中盤下がり気味の位置でひとり冷静にボールをさばき何とか試合を組み立てようとしていた森安選手でしたが、鹿島の出足の速いプレスと組織的な守備に、味方の援護もなかなか得ることができず、パスコースを探すのにも苦労していた様に見えました。それだけ鹿島のディフェンスは強力だったということですね!そりゃそうだ、見渡せば各年代の代表クラスの選手がズラリ。トルシエ・ジャパン時代には不動のレギュラーだった中田浩二選手の熟練した技術と安定性も光っていました。小笠原選手との中盤のマッチアップではフィジカルの強さを見せることもあり森安選手の今後のプレイに期待大!シドニーにお住まいの皆さんもぜひ一度スタジアムに足を運んで生で試合を観戦されてみてはいかがでしょうか。

 

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