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グルメ・ファンはすぐご予約を！@ブランシャルの３周年記念８月限定スペシャル！

JAMSスタッフrkのプチ・グルメ紀行 ～でもときどき別ネタ&熱い語り

行ってきましたー！　

 

あの有名店「ブランシャル」が開店３周年を記念して特別なコースを提供されると聞きつけて、一足早くそのコースを堪能してきました！

久しぶりの訪問にワクワクし過ぎて、ちょっと興奮ぎみの僕たち・・・　今回は一体どんなお料理で 出迎えてくれるのでしょうか？

フフフ・・・　待ちきれないので、早速犬 飼ワールドへいざ突入～！

 

 

「Kingfish Carpaccio and “karasumi” with ginger dressing」

あまりの美しさに、しばらくプレートに目が釘付けに・・・　

 

美しい薄桃色のキング・フィッシュはほどよく脂がのり、とろけるような柔らさの中にもしっかりした歯ごたえがあります。

ナイフで一口サイズに切り、きゅうり、揚げネギ、カラスミと共にドレッシングをたっぷりからめて口に含むと、あ～口福（幸福）～！

 

ジンジャー、ゆず、醤油などで作られたドレッシングが、キング・フィッシュの旨みを引き立てます。

 

揚げネギが味的にも食感的にもアクセントになっていて、このお料理には絶対必要ですねyes　

 

この日僕たちは赤ワインを持ち込んだのですが、ウェイト・スタッフがこのお料理にはリースリングかピノ・グリジオがいいよ、

 

と強くオススメしてくれたのでリースリングをグラスでいただきました。これが大正解！本当にピッタリの味わいでした！

 

それにしてもキング・フィッシュとカラスミを一緒に口に含むと、こんな贅沢な味わいになるのですね・・・皆さん想像できます？

 

一品目からなんともオーストラリアらしいお料理でした！

 

 

 

 

「Chicken terrine, Tikuzen style」

 

 

こちらは日本人シェフでブランシャルの料理長シモンさんが、サーブとお料理の説明もしてくださいました。

 

彼の出身地である福岡の郷土料理「筑前煮」をイメージして創作したお料理らしいです。

確かに筑前煮と同様、鶏肉、ニンジン、ゴボウ、シイタケなどが食材になっています。いただく前からすっごい楽しみ・・・

 

 

早速テリーヌを一口いただくと、まずお醤油の香ばしい香りが鼻から抜け、確かに筑前煮の味わいを楽 しめる和のテリーヌでした。

思わず二人の口から同時に「美味しい～！」と声が漏れるほど日本人好みのテイスト！　いや、ほんのりとした甘みもあるので、

 

オージーにも絶対受けるに違いない！白胡麻とあさつきが、お料理にちょっとした刺激を与えてくれてい ます。

 

ニンジンのピューレをからめていただくと味わいがまろやかになり、計算されてるな～、と思いました。

 

ゴボウ、玉ねぎ、シイタケなども一品一品丁寧に調理されていて「手が込んでいるプレートだなぁ～」と 感心させられます。

 

日本人シェフにしか発想できないであろうこのお料理、奥さんと同時に「これ絶品！」と発した逸品で す！yes

 

 

 

 

 

「Crab soup with fennel flan」

 

 

まず一口目は上の方の透き通ったスープだけをいただきました。見た目通りクリアですっ きりした味わいですが、

 

昆布の出汁がしっかっり染み出ていて、とても奥深くてほっとするスープ。ライム・ゼストが 味のアクセントになっています。

奥さんこのスープを大絶賛！スープだけが減っていくという、とてもバランスの悪い食べ方 をしていました・・・

 

 

蟹身もこれでもか！ってぐらいたっぷり入っていてなんて贅沢なんでしょう？！

 

 

そして二口目は底に潜んでいるフェンネルのフラン（日本で言えば茶碗蒸 し）、蟹身、スープを一緒に・・・

スープに濃厚な味わいと滑らかな食感が加わり、口の中が大喜びしてい ます。うん、美味しい～！

 

奥さんとは違って、スープ、カニ、フェンネルをバランスよく食べ進める僕。最 後まで深い味わいの出汁を楽しめました。

 

 

 

 

 

「Free range eggs sunny side up, fresh Tasmanian truffle」

 

 

これはブランシャルの定番の人気メニューですね！新鮮なタ スマニア産トリュフのゴージャスな香りが、

 

テーブルに運ばれた瞬間から鼻腔を刺激してきます。

 

サーブしてくれたウェイト・スタッフが「Simple but Beautifull！」と言っていた通り、

 

トリュフ、卵、マデラ・ソースのシンプルな組み合わせが、なん とも贅沢なお料理に仕上がっています。

 

 

フリー・レンジで育てられた鶏の卵は、濃厚な味わいで見た 目も鮮やかなオレンジ。

 

完璧な半熟卵（いや、僕の大好きな半熟の 一歩手前、つまり半熟卵のアルテンデ・・・言いたいことわかります？・・・）に、

そっとナイフを置くと黄身がトロ～リの流れ出 します・・・この瞬間が僕にとっては至福のとき・・・

 

そしてトリュフに黄身をからめて、ソースをちょっ とつけて一挙に口に放り込むと・・・・

思わず目を瞑り、そしてこ んな顔になり最後にフニャ～となっちゃいます。

 

そんな表現ではどんな味なのかわからない！ とお怒りのみなさん、ぜひご自身の舌で味わってみてください！

そしてこんな顔になって みてください！

 

 

 

 

 

「Poisson Du Jour」

 

 

本日のお魚は僕の大好物「バラマンディー」 ！表面がカリカリにグリルされていて、身はかなり絶妙な焼き加減。

 

焼き過ぎないよう細心の注意を払って調理さ れているようです。

 

 

 

そして下に敷かれているのはイカ墨・ソース。バラマンディーと イカ墨の組み合わせは初めてですが、意外と合いますねー！

 

口の中でバラマンディーの旨みとイカ墨の濃厚な味わいが 織り交ざり、一味違った風味を醸し出します。

 

何気なく添えられている野菜がビターな味わいで、ちゃんとこ のお料理の役に立っていました。

 

 

海苔に巻かれているのは海老シンジョウならぬ蟹シンジョウ ？ってぐらい和のテイスト。

 

でもバラマンディーの付け合せとして、洋のテイストにちゃんと マッチしていました！

 

 

 

 

 

「Slow cooked Duck “Akita sugi-ita yaki”」

 

 

そして本日のお料理のトリは日本から取り寄 せた秋田杉板で挟み、その香りを染み込ませた鴨料理。

 

まだ燃えている状態でサーブされます。さすが トリを飾るだけあって威風堂々とした威厳を感じるお料理でした！　

 

 

そ～っと杉板をめくると、いました、いました、ダ ッグちゃん！今からゆっくり味わってあげるからね（ちょっと危ない人になってる・・ ・）

 

 

そして一口頬張ると・・・うん！ 鴨肉に杉の香りがしっかり移っています。ダッグのゴージャスな味わいに、杉の上品な香りが染み込み、

なんとも贅沢な一品に仕上が っていますね～！お見事！遠い日本を思いながら、心の安らぎを感じるお料理でした！

 

 

お隣のテーブルで 食事をしていた中国人グループの一人が、ちょうど席をはずしていたときにサーブされたので、

 

そのパートナーの 方がウェイト・スタッフにお願いして、もう一回燃えている状態でサーブしてくれるよう頼んでいました。

 

それぐらいパフォ ーマンスも見応えがありました！yes

 

 

 

 

 

「Dessert Du Jour」

 

 

そ してコースを締める本日のデザートは「ココナッツのソルベ」と「アーモンドのパンナコッタ」。　まず見た目の緑が沢爽やかで鮮やか。

テ イストも色合いと同じくとても爽やか。いつもはデザートまでたどり着かない僕たちも、これならいくらでも食べれそう・・・

コ ースを締めるにはうってつけの、口の中がすっきり、さっぱりするデザートでした！yes

 

 

パンナコッタが杏仁豆腐の味わいがしたので犬飼シェフに確認したところ、やはり杏子の種が入っているようです。

 

犬飼シェフいわく、杏はこの「南」じゃないとダメらしい・・・「北」は安いけど味はイマイチらしいです。

 

 

 

 

そんな食材のことや調理方法を説明してくれている犬飼シェフに、本日のまかない食が運ばれてきました・・・

 

えっ？！　いや、なんか、すっごい美味しそうなんですけど・・・なんですか？それ？ってこんな顔して見てたら、

一口味見させてくださいました（ってか、まだ食うんかい？！）。

 

 

またまた僕の大好きな半熟卵のアルデンテがのっていたので（いや、隠れていたと表現した方がいいか・・）、

 

うどんの麺にたっぷりからめていただきましたが、いやいやいや、何これ？めちゃ美味しいんですけど・・・ってかこれ、まかない？

 

これメニューにのっていたらオーダーしたい！フードコートだったら＄１２ぐらいで売ってもいいんじゃないですか？？？

 

 

 

 

どうですか、皆さん？久しぶりの犬飼ワールド楽しんでいただけました？文章と写真だけではなくぜひ皆さんの舌でも楽しんでくださいね！

 

この手の込んだ７コースで$85は超バリューだと思いますが、なんと！月～金は２０％オフ！

 

ってことは＄６８！　や、安すぎると思います・・・ しかも犬飼シェフに食材のこだわりや手間隙かけた調理方法を聞いたら尚更・・・

 

でも、３年間支えてくれたお客さんへの感謝の気持ちが込められているそうなので、この機会にぜひ足を運んでもみましょう！

 

８月は他にも、タスマニア産トリュフ尽くしの超贅沢コースや、他にもお得な企画がいろいろあるみたいです（詳細はこちら）。

 

 

 

今日も大満足でお店を後にした僕たち、歩きながら「ブランシャル、バージョン・アップしてるよね～」と意見が一致。

 

皆さんもぜひこの機会に味わってみてください！絶対損はしませんよ～、ってか行かないと損しますよ～！

 

 

日本人シェフとしてシドニーの洋食業界にチャレンジし続けてきた犬飼シェフ。

 

東日本大震災のときも、日本の復興のためにいち早く立ち上がっていらっしゃいました（チャリティー・ディナーの記事 はこちら）。

 

 

 

犬飼シェフに一言、開店３周年のお祝いの言葉をかけてみませんか？

 

 

 

Blancharu

21 Elizabeth Bay Road, Elizabeth Bay

9360-3555

www.blancharu.com.au

mon – fri , sat for dinner from 6:00pm – 10:00pm

fri , sat for lunch from 12:00pm – 14:30pm

sun close

 

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