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水族館から環境問題を考える in SEA LIFE Sydney Aquarium

週末にひとりでダーリングハーバーにある「SEA LIFE Sydney Aquarium」に行ってきました。

「SEA LIFE Sydney Aquarium」は、世界中700か所以上から集められた、13000以上の魚などが展示・収集されている水族館です。

グレートバリアリーフの海を再現したエリア、さまざまなサメが泳ぐ水中トンネル、かわいいペンギンたちなど見どころはたくさんありますが、この水族館最大の目玉は2頭のジュゴンなのだそうです。世界広しと言え、ジュゴンを2頭も飼育している水族館はここだけなのだとか…。

しかし実際見てみると、残念なことにで〜んと水中で寝ている姿か、水面にぷっかり浮かんで何もしていない姿しか見ることができませんでした。

マイペースなジュゴンも興味深かったのですが、それよりも私の印象に残ったのは、「SEA LIFE Sydney Aquarium」の環境問題に取り組む姿勢でした。この水族館では海の深刻な汚染状況を伝えるパネルや、これから私たち人間が美しい海を守っていくために何ができるのか、などと問いかけるパネルがいたるところに展示されていました。

正直、日本の水族館のような“きれいでデートに最適”というようなイメージで来た人たちには少し物足りないかもしれません。しかし、こうやってきれいさだけに特化しない展示の仕方はとてもいい試みだと思います。日本でもこのような展示をする水族館が増えればいいな、と感じました。

また昨年からペンギン・エクスペリエンスというアミューズメントパークの乗り物のようなアトラクションがオープンしています。ひとりで行った私は家族連れの中に交じって楽しむ勇気がなかったので、グループで行く人は乗ってみてはいかがでしょうか?

 

公式URL:https://www.sydneyaquarium.com.au/

 

文:鈴木利衣子(編集部)

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