準備万端でオーストラリア留学するには?渡航前・渡航後にやるべ...
オーストラリア留学で順調なスタートを切るには、入念な事前準備が大切です。 しかし、留学が初めての方や海外渡航に慣れていな…
日本の偏差値制度や入試と比較し、海外大学への進学は日本以上に難しいだろうと考えている日本人学生もいます。しかし、教育に力を入れている世界の大学ほど、留学生の語学のハンデを考慮した大学進学準備コースや訓練校からの編入も採用しているものです。
オーストラリアを含む海外大学の入学方法に複数の道があるのは、日本のペーパーテストのように偏差値という得点基準がないから。日本の偏差値は、簡単に言えば「大学の入学の難しさ」を判断基準とするもの。一方、偏差値のない海外で年々更新される『Times Higher Education』や『QS World University Ranking』などの大学の世界ランキングは「大学の教育力の高さ」を判断基準としたもの。そのため、「学生の入学時点の優秀さ」に焦点を当てた偏差値とは大きく異なり、「学生の卒業時点の優秀さ」を反映したものになります。
世界ランキングに偏差値のような得点基準はありませんが、学生の入学から卒業までの成長を測っているため、世界ランキングの上位大学には高い教育に振り落とされない優秀な学生が集まります。入学時の学力よりも卒業時の学力を想定して教育を進めているので、希望の大学に入学するための複数の道(パスウェイ)が用意されているというわけです。
中でも南オーストラリア州政府は昨年度、「2030年までに留学生受け入れを8倍にする」という計画を発表し、南オーストラリア州各大学への設備投資や通学用のインフラを整えるなど、州政府を挙げて学習しやすい環境づくりや卒業後の雇用拡大に向けて取り組み中です。アデレードはオーストラリアの中でも物価がリーズナブルで、3年間の卒業生ビザも取得できることから、今大注目のエリア!
そんなオーストラリア国内での就労や永住を考えている学生にも注目のアデレードには、世界大学ランキング(SQ)106位、オーストラリアの8大学(Group of Eight)として有名なオーストラリアの名門大学の一つ、アデレード大学があります。今回は、南オーストラリア州にあるアデレード大学の魅力の徹底解説と、アデレード大学への複数の入学方法をご紹介!
古いヨーロッパのような雰囲気の残る、南オーストラリア州都アデレード。人口約120万人のオーストラリア第5の商業都市であり、文化と芸術の街としても知られています。オーストラリアの都市の中でも日本人比率が比較的低く、英語の勉強に集中したい方にぴったり。
その都市部にあるアデレード大学は1874年に設立された、オーストラリアでも古く歴史のある総合大学です。オーストラリアの名門Group of Eightの一校として名を連ね、各学部別ランキングでは鉱物エンジニアリング(26位)、歯科学(31位)、看護学(42位)と世界的にも高い評価を受ており、これまでにノーベル賞で5名もの受賞者を輩出し、多くの分野で国際的に貢献する卒業生を送り出しています。
2021年度のQS世界大学ランキングでは106位にランクイン。アデレード大学はきめ細かいサポートが充実しており、将来的に必要なスキルと知識を学生一人一人が身につけられるよう力を入れています。教員スタッフは、常に新しい開発や最先端分野の知識を取り入れ、オーストラリアの経済や産業分野、専門知識を必要とする州政府や企業団体と深い関係を結んでいます。
ノーベル賞受賞者5名を輩出しているアデレード大学は、2021年度の世界大学ランキング(QS)106位。
とりわけ、鉱物エンジニアリング(26位)、歯科学(31位)、看護学(42位)において高い評価を受けている大学です。世界的にも難関の、獣医学(43位)や法学(100位内)においても人気があります。
また、アデレード大学は卒業生の就職にも注力しています。在学中からCarrer Access Mentoringを採用し、メンターが卒業後の就職に向けてアドバイス。大学はオーストラリア政府や各業界のステークホルダーとして、卒業生が希望する業種に進むことができるよう尽力しています。
アデレード大学では留学生向けにさまざまな奨学金が用意されています。2021~2025年度の留学生向け奨学金は以下の通り。
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日本の高校を卒業した場合、海外の名門大学は付属カレッジのファウンデーションコース、またはディプロマコースから入学するのが一般的。しかし、Group of Eightの8校で唯一、アデレード大学だけはTAFE(専門学校)経由でも入学することができます。
【アデレード大学への入学方法】
大学準備コース:ファウンデーション(アデレード大学の付属カレッジにて英語と基礎素養を学び、規定の成績を修めた後に入学)
パスウェイコース:TAFE(専門学校にて英語と基礎素養を学び、規定の成績を修めた後に編入)
学位取得コース:ディグリー(アデレード大学の1年次修了にあたる学位を取得した後に編入)
海外の高等教育機関は、日本の高校や大学のように授業に参加すればいいだけ、最後にテストで点数を取ればいいだけ、ではありません。積極的に講義に参加し、ディベートやプレゼンテーションを披露し、レポートを作成・提出しなければ単位を落とします。
オーストラリアの大学の場合、学期中に受講できる最大4単位を落とすことがあれば、退学になり学生ステータスを失うことになります。そのため、オーストラリアの大学へ進学する場合は「英語+基礎教養」を学びながらオーストラリアの大学に就学するファウンデーションコース、またはTAFEからの入学が確実でしょう。
ディグリー(学位取得)コースはアデレード大学への2年次編入が可能かつ、合計3年間で大学卒業資格を取得することができますが、最初からアデレード大学の講義に参加して単位を履修する必要があります。
アデレード大学付属のUniversity of Adelaide Collegeでファウンデーションコースを履修。プログラムを一定以上の成績で修了すると、アデレード大学の学部課程への入学が保証されます。ファウンデーションコースには2種類のプログラムが用意されています。
■Standard Programme
期間:40週間
コース開始日:2月および7月
必要な英語力:
IELTS 5.5(各科目5.0以上)
TOFEL ibt 50(Speaking & Writing 15以上)
コース費用:31,300ドル
修了成績:B評価、3.0以上(5段階、65%)■Accelerated Programme
期間:34週間
コース開始日:10月
必要な英語力:
IELTS 5.5(各科目5.0以上)
TOFEL ibt 50(Speaking & Writing 15以上)
コース費用:31,300ドル
修了成績:B評価、3.0以上(5段階、65%)
アデレード大学でディグリー(大学の1年次修了にあたる学位)を取得し、アデレード大学の2年次に編入。合計3年間でバチェラー(学士号、大学卒業資格)を取得することができます。ディグリーコースには3種類のプログラムが用意されており、アカデミックイヤーでのプログラム修了が可能なコースも。
■Degree Transfer Extended
期間 :15ヶ月間
コース開始日:3月および10月
必要な英語力:
IELTS 5.0(各科目5.0以上)
TOFEL ibt 50(Speaking & Writing 15以上)
コース費用
・Business専攻 43,950ドル
・Commerce、Economics、Finance専攻 46,950ドル
修了成績:B評価、2.5以上(5段階、50%)■Degree Transfer Standard
期間: 12ヶ月間
コース開始日:2月および7月
必要な英語力:
IELTS 5.5(各科目5.0以上、Speaking&Writing 5.5以上)
TOFEL ibt 50(Speaking & Writing 16以上)
コース費用
・Business専攻 36,000ドル
・Computer Science・IT、Engineering、Health、Science専攻 38,800ドル
修了成績:B評価、3.0以上(5段階、65%)■Degree Transfer Accelerated(アカデミックイヤーでのプログラム修了が可能)
期間:9ヶ月間
コース開始日:10月
必要な英語力:
IELTS 5.5(Speaking&Writing 5.5以上、各科目5.0以上)
TOFEL ibt 50(Speaking & Writing 16以上)
コース費用:Business、Commerce、Economics専攻 31,500ドル
修了成績:B評価、3.0以上(5段階、65%)
オーストラリアには短期大学と専門学校を足して割ったような学校、TAFE(Technical and Further Education)があります。オーストラリア州政府によって運営されている公立の職業専門学校であるTAFEは、オーストラリアに100校以上にキャンパスがあり、各州のTAFEは州内を幾つかのエリアに分け、エリア毎に教育機関を設置しています。
TAFEではオーストラリアの職業基礎を学ぶことができ、就業スキルを身に着けることが可能。学位レベルもディプロマからアソシエート(準学士号)、大学卒業資格のバチェラー(学士号)、さらに上位のポストグラデュエートまで、さまざまなプログラムを提供しています。
入学に求められるのは英語力と高校卒業資格だけ。通常、大学への直接入学をする場合はIELTS 6.0~6.5の英語力を求められますが、TAFEのディプロマコースならIELTS 5.5~から入学が可能。目安として高校の成績が60%以上あれば出願できるでしょう。
大学の平均授業料が約30,000ドル(約240万円)〜に対し、州政府運営の公立教育機関のTAFEは年間14,000ドル~16,000ドル(約120万円~140万円)と約半額。進学にかかる費用を抑えることができるのが最大のメリットです。
さらに、南オーストラリアにあるTAFE South Australiaに進学すると、アデレード大学間の協定により、ディプロマの学位を取得してアデレード大学へ編入学することができます。取得した単位はすべてアデレード大学の学部プログラムへ移行しての編入なので、大学2年次への編入コストを大幅に抑えることができます。
TAFE South Australiaに2年間通いアソシエート(準学士号)を取得後、アデレード大学3年次に編入、合計4年間で大学卒業資格であるバチェラー(学士号)を取得することが可能です。
詳しくはこちら
海外での大学進学、大学院進学を考えている方には、TAFE SAを含めた複数の入学方法があるアデレード大学がオススメ。アデレードという都市自体、生活費がリーズナブルなことに加え、卒業生ビザの優遇もある魅力的な街です。
世界700の教育機関、1,500校の学校以上と提携するシドニーの留学エージェント「iae留学ネット」では、アデレード大学とTAFE SAはもちろん、他の大学進学に関するちょっとした相談から出願の手続きまで、すべて無料にてサポート!
南オーストラリア州のTAFEやアデレード大学の詳細や奨学金制度については、オーストラリア政府教育省認定機関の「iae留学ネット」にお問い合わせを!
電話:(02) 9217-7719 /0433 359 500(日本語直通)
メール : iae-sydjapan@iaeoz.net(日本語対応)
LINE:こちらをクリック(日本語対応)
オーストラリアだけではなく、アメリカやカナダ、イギリス、アジアの合計16カ国に支店がある、1992年創業の留学エージェント。
オーストラリア政府教育省認定機関で、世界中から優れた留学エージェントや語学学校に与えられる「Star Agency Award」と呼ばれる賞を4回受賞しています。
詳しい情報はこちら
オーストラリア全土の大学と公式に提携しており、提携教育機関数はオーストラリア最大級。2016年以降、移民局の教育機関に対する監視が厳しくなったことをうけ、大学側はこれまで以上に厳選し、信頼度の高い留学エージェントのみと提携するようになりました。
大学の公式窓口のため、最新の情報や入学金の割引、奨学金サポートなどの情報をいち早く大学側から入手することができ、通常価格よりも安く手続きすることが可能です。
詳しい情報はこちら
毎年約2万人以上の留学生のサポートをしており、日本人の学生ビザ拒否率が0%!
カウンセラーは全員、「PIER(ピア:Professional International Education Resources)」というオーストラリア政府公認の留学カウンセラー資格・長年の経験を持つプロフェッショナルたちで、カウンセリング・留学手続きが無料です。もちろんワーホリ・学生ビザのスタッフはおりません。
TAFEについての詳しい情報はこちら
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電話:(02) 9217-7719 /0433-359-500(日本語直通)
メール:iae-sydjapan@iaeoz.net
所在地:Suite 301, Level 3, 405-411 Sussex Street, Sydney
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