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トラックの速度超過件数が激減

【シドニー18日AAP】   昨年1月に発生したトラック死亡事故を受けて、NSW州警察は大型車両の徹底検挙活動を展開。結果、大型車両の速度超過違反がおよそ8割も減少した。州政府は結果を歓迎すると共に、今後も活動を続けるとしている。

昨年1月、シドニー南西部メナングルを走る自動車道で、大型トラックが対向車線に進入し、81歳の夫婦とその息子(59)が死亡した事故があった。これを受けて州警察は大型車両の検査を強化。2600台以上の車両をチェックし、93台が適切な速度計を備えていなかったために走行禁止処分となり、800台以上がその他の違反で警告などを受けた。また、およそ6000人トラック運転手に対して薬物検査を行い70人が逮捕された。

警察では、「トラック事故で死亡した人の家庭訪問よりもこれらの検挙活動の方がはるかに好ましい」と述べ、今後も、いかなる小さな違反行為も見逃すことなく活動を続けていくと話した。

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