【ACT25日】　　　消費者機関のチョイスは国内のスーパーマーケットチェーンの商品価格を比較した。依然としてアルディが最も安いが、大手2社との差は小さくなっている。

チョイスは全国27か所で104のスーパーマーケットを対象に、消費者の購入頻度が高い牛乳、人参、鶏むね肉、イチゴ、さらに冬の定番商品であるココア、玉ねぎ、にんにくなどを買い物かごに入れて価格を比較した。アルディが55ドル35セント、ウールワースが58ドル92セント、コールズが59ドル92セント、IGAは69ドル64セントだった。

特売でない通常価格では、鶏むね肉とかぼちゃはウールワースが一番安い。コールズはりんご、IGAは人参とにんにく、朝食用のポリッジとココアはアルディが安かった。

依然としてアルディの商品が最も安かったが、チョイスのアシュリー・デ＝シルバCEOは 「単価の比較や毎週の特売品チェック、自社ブランドの商品を試すなど節約できる方法はたくさんある」と話した。

TAS州のティレル無所属議員は、「大手2社の悪徳商法にうんざりする国民が多い中、アルディと大手2社の価格差は1年前と比べてかなり小さくなった」と調査結果を歓迎した。同議員はまた、「国内で賃金が最も低い州にアルディがない」と話し、アルディにTAS州への進出を呼び掛けた。

ACCCが3月に発表した報告によると、オーストラリアのスーパーマーケットチェーンは世界で最も収益が高い国に入るが、価格のつり上げなど不正行為の事実はいない。

ソース：news.com.au – CHOICE survey reveals cheapest supermarket grocery options for Aussies