【ACT5日】 ジェームズ・テデスコは80分間にわたって圧巻のプレーを披露し、現役最後の目標を達成した。史上最高のフルバックの一人との呼び声も高まっている。
ジェームズ・テデスコはラグビーリーグであらゆるものを手にしてきた。しかし、伝説的なフルバックにとって最後に残された目標は、キャプテンとしてチームをプレミアシップ優勝へ導くことだった。ロースターズがナイツを破った後、テデスコはこれまで以上に感情をあらわにした。
19-18の勝利には多くのヒーローがいた。デイリー・チェリーエバンスはフィールドゴールを決め、マーク・ナワカニタワセはラグビーに復帰する前の最後の試合で2トライを挙げた。しかし、この試合で最も輝いたのはテデスコだった。28回のランで330メートルを稼ぎ、試合終了までの最後の4分間には勝利を決定づける2つの重要な守備プレーを披露。その活躍でクライヴ・チャーチル・メダルを獲得した。
33歳のテデスコは、すでに2度のプレミアシップ優勝、ワールドカップ制覇、複数回のステート・オブ・オリジン優勝、そしてダリーMメダルを2度獲得している。それでも3度目のタイトルは、史上最高のフルバックをめぐってビリー・スレーターと肩を並べるようになったテデスコにとって、少し特別な意味を持っていたことが分かる。
「キャプテンになった時から、自分の目標の一つだった。キャプテンとしてプレミアシップを制覇したかった。クラブのオフィスには、プレミアシップを制した偉大なキャプテンたちの写真が飾られている。自分のキャリアで最後に成し遂げたいことは、それだったのだと思う。それは自分にとって燃えるような願いだった。キャプテンとしては、とにかく自分らしくありたい。でも、この偉大なクラブのチームを率いてプレミアシップに導くことは、本当に大きな名誉だ。2018年や2019年は、たぶんここまで感情的にはならなかった。でも今回は、明らかに感情がより強くなった」
今回の試合は、攻撃が守備を圧倒するような展開ではなかった。そのため、テデスコが稼いだ距離はより大きな意味を持った。トレント・ロビンソン監督は「テディはキャリアの中でさまざまな形でプレーしてきたが、もちろん彼には彼のスタイルがある」と話した。「テッドはキャリアを通じて多くのことを成し遂げてきたし、グランドファイナルで優勝するチームのキャプテンになるために懸命に努力してきた。その上でクライヴ・チャーチル・メダルまで獲得した。彼のためにこれ以上うれしいことはない」
「テッド」が限界まで疲弊している姿は珍しかったが、フィールド上の全員が疲労していく中で、彼がさらに懸命に働き続けたことは、テデスコという選手をよく表している。
ロースターズにとって次の課題は、ナワカニタワセを筆頭にチームを去るスター選手たちの穴を埋めることだ。ナワカニタワセは今回も2トライを追加し、他の追随を許さないハイライト映像の数々に新たなプレーを加えた。ワラビーズからロースターズに加入した当初はタックルもままならなかったが、今ではウイングとして過去に例を見ないほどの2シーズンを過ごしてチームを去る。
「これほど試合に大きなインパクトを与えたウイングが他にいたか、考えてみようとしている」とロビンソン監督は語り、数年後にナワカニタワセが再びチームに戻ってくることを期待しているとした。
「これまでにも素晴らしいウイングがこの競技でプレーし、ボールを運んできた。ブレット・モリスが2019年に我々のためにやってくれたことは、本当に記憶に残るパフォーマンスだった。でも、マークがウイングとしてやってきたことは並外れている。ウイングの選手がこれほどさまざまな形、さまざまなスタイルでボールに触れる姿を見せてきた。彼が、こうしたタイプの選手を次の世代へつなげる存在になってくれたらと思う。これほど自由なプレースタイルと強い責任感を同時に持った選手を指導できたことは、本当にうれしいことだった」
ソース:news.com.au – ‘That was a burning desire for me’: James Tedesco ticks off final career goal with legendary performance