【WA8日】 オーストラリアで電気自動車(EV)の販売が拡大する一方、WA州ピルバラ地方では充電インフラの整備が需要に追いついていない。2025年に運用を開始したWA州のEV充電ネットワークは、南東部のマンドラビラから北東部のクナナラまで110カ所の充電ポイントを結ぶが、故障や機器の不具合が相次ぎ、遠隔地を走行するドライバーの「航続距離不安」につながっている。
パース在住のEV所有者は、カラサまで約1,500キロを走行した際、充電器の少なさや故障に不安を感じ、地域を自由に観光する余裕もなかったと語った。また、カリジニ国立公園を往復した別の所有者も、故障した充電器を避けて旅程を組む必要があり、再び同じ旅をすることには慎重な姿勢を示した。
エネルギー相は、州内7,000キロ以上を110カ所の充電ポイントで接続し、補助金を通じて民間の充電器設置も支援していると説明。一方、EV専門家は、充電器の数や性能だけでなく、遠隔地での維持管理を考慮した整備が必要だと指摘している。また、将来的には貨物輸送の電動化も視野に入れるべきだとしている。
ソース:abc.net.au – Charging infrastructure lagging in WA’s Pilbara despite Australia’s EV sales surge