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ウェスタン・シドニー国際空港が正式開港

【NSW25日】   オーストラリアで約50年ぶりに建設された大規模空港がウェスタン・シドニーに正式開港し、数百人が歴史的な瞬間を見届けた。

数百人の旅行者や航空ファンが歴史的な瞬間に立ち会おうと集まり、ウェスタン・シドニー国際空港(WSI)から出発する初の旅客便は、世界で最も追跡されたフライトとなった。

25日の早朝には、旅行者や見物客が集まり、オーストラリアで50年ぶりとなる大規模空港の開港を祝った。記念すべき最初の商業旅客便には、ジェットスターのJQ362便が選ばれた。ゴールドコースト行きで、当初は午前11時の出発が予定されていた。同便は予定通り出発し、フライトラダー24によると、世界中から注目を集め、最も多く追跡されたフライトとなった。航空ファンはさらに少し待つことになり、実際の離陸時刻は午前11時20分となった。

ジェットスターは今後、ウェスタン・シドニーから週最大24往復を運航する予定で、メルボルンへは週最大14便、ゴールドコーストへは毎日、ブリスベンへは週3便を運航する。また、バリ島への便も運航する。26日にはニュージーランド航空がオークランド行きの便を運航し、ウェスタン・シドニー国際空港から出発する初の国際線となる。

シドニー第2空港の建設には数十年を要したが、ついにWSI・ナンシー・バード・ウォルトン空港が開業した。アルバニージー首相はサンデー・テレグラフ紙に対し、「30年前、国会議員として初めて行った演説で、ウェスタン・シドニーに空港を建設すべきだと訴えた」と述べた。「それがついに、私の政権の下で実現したことを大変うれしく思う」

シドニーCBDから西へ44kmに位置する新空港は、人口増加が続くシドニー西部の住民の移動を大きく変えることが期待されている。一方、中心部から遠すぎるとの批判も出ていることを受け、首相は記者会見で空港の立地を擁護した。「実際、多くの人はCBDよりも、こちらのほうが自宅から近い。シドニーはこれまで、港やCBDを中心に発展してきた。この空港は、人々が暮らす場所、仕事が生まれる場所、投資が行われる場所であるウェスタン・シドニーへと視点を転換するものだ」

オーストラリアの航空界の先駆者、ナンシー・バード・ウォルトン氏にちなんで名付けられた空港は、乗客がジェットスター便に搭乗する前に、複数の政治家や政府関係者によって正式に開港された。

現在のシドニー空港であるキングスフォード・スミス空港とは異なり、ウェスタン・シドニー国際空港は24時間運用される。キングスフォード・スミス空港では午後11時から午前6時まで運航が制限されているが、WSIにはこうした制限がない。この点は、新空港に航空会社を呼び込む大きな強みになると専門家は予想している。

WSIには、フィジー・エアウェイズ、ベトジェット、ニュージーランド航空、シンガポール航空、カタール航空による国際線のほか、カンタス航空とジェットスターによる国内線が就航する。旅客ターミナルには40以上のチェックイン機と34台の手荷物預け入れ機が設置され、国内線と国際線の乗客が同じターミナルを利用できる。また、滑走路は最新型の超長距離旅客機にも対応できる設計となっており、今後、国際線・国内線の需要が増えた場合にも対応できるようになっている。

スウィンバーン工科大学の航空専門家サリム・ヒジャジーン氏は、25日の開港について「オーストラリアの航空業界にとって非常に重要な瞬間」と評価する一方、新空港には課題もあると指摘した。「既存空港の運航時間外にサービスを提供したい航空会社を中心に、ウェスタン・シドニー国際空港への参入を促す重要な要因になると思う」

一方で、新たな路線を開設し、乗客の需要を確立する必要があり、それによってどの路線が商業的に成り立つかが決まると指摘した。「当初は既存空港と比べて、利用できる航空会社、便数、就航都市が少なくなる。しかし、需要が増え、参入する航空会社が増えるにつれて、徐々に変化していくと予想している」

ソース:news.com.au – Western Sydney International airport officially opens with inaugural Jetstar passenger flight taking off

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