5月16日、長男レオンのテニスマッチでした。
2日前に、出場確認の連絡が学校からかかってきたのですが、
これまたひと騒動だったのです。
なぜって?レオンはテニスができないのです!
それでいて、試合に出るなんて。。。
ここから電話を受けてからの会話
レオン「やっぱりキャンセルの電話をしてえ、お母さん」
私「自信がなくて出たくないの?」
レオン「そう」
私「自信がないという理由だったらお母さんは電話できない。
学校の代表を自分で申し出たのだから、『自信がなくて止めます』という理由は
無責任だと思うよ、どうする?」
レオン「わかった、出るよ」
そして、当日を迎えた今日、彼を車で送っていく時の会話です
私「第一、なんで自分から出るって言ったの?」
レオン「俺、サービスできないこと忘れてたんだよ」
私「えええ??????」
この人は、どうやって生きているんだろと、あっけにとられてしまいました。
普通、そんなこと忘れるかあ?
試合が終わって、彼の最初の言葉は
レオン「お母さん、ぼくサービス3回出来たよ。凄いでしょ」
私「凄いじゃん!で、何回ダブルフォルトしたの?」
レオン「15回位かなあ」
私「がははは。。。。。。。えらい!で、恥ずかしくなかった?」
レオン「俺より下手な人、いっぱいいた、来週も試合があるから出るよ!」
私「レオン、凄いよ。。。。。」
子供がのびのびと、挑戦する姿を見て、
ほ~んとに感動した一日でした。
子供って、みんなそうなんだろうか。。。
いつ頃からそういう捨て身の闘争心ってなくなっちゃうのかなあと
考えさせられました。
羞恥心なのか、高すぎるプライドなのか、大人になると、
いろいろなものが自分の成長を妨げて来ます。
私は石橋を渡る前、壊れるまでたたくタイプです。とても腰が重いのです。
果敢な息子を見ていて、彼がとても眩しかったし、彼を本当に羨ましく思いました。
「今からでも遅くないかなあ、できることから自分のために挑戦してみよう」と
新たに決意をした5月16日です。
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