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ブログ第百八十一回 シラーズ・ヴィオニエ

Sunday 03/07/2011

 

もう7月なんですね。

お店では、オーストラリア産のトリュフがスペシャル・メニューで登場しています。今は、サザンハイランドやタスマニアのものが主流です。”マッシュルームとトリュフのリゾット”や、”NZ産の鹿肉のロースト、トリュフのソース”など、シンプルにトリュフの香りを大事にした料理がいい。合わせるワインもいろいろ工夫しています。

そういえば、以前Claude'sに勤めていたときの話。前のオーナー・シェフと仕事の後、ワインを片手に、トリュフのトースト(トーストの上にバターとトリュフをのっけただけ)をかぶりついたことや、賄いでチース・スフレの上にトリュフをスライスして食べたことが懐かしいなぁ。

 

本日のワイン。Mongrel Shiraz Viognier 2009

 

NSWのMudgee産の赤ワインです。Shirazをベースに3%だけViognier(白葡萄)を加えています。味わいに複雑さや、ボディー、そして華やかさを与える為なのです。スムースでまろやかな果実味、ほんのりと感じるスパイス、そしてソフトなタンニン・ストラクチャーが魅力的。細めなイメージだけれど、バランス感があり、伸びのある余韻が好印象なのです。リコリス、スミレ、丁子、ホワイト・ペッパー、ブラックベリー、カシス、カプシカム、血、そして獣臭が特徴的な香り群。

料理とワインのマリアージュ: Spicy Meatballs with Coriander and Sour Cherries

チーズとワインのマリアージュ: Cabot Clothbound, Vermont USA

Score: 17.5/20

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