【シドニー２６日ＡＡＰ】　　　国内最大手のコモンウェルス銀行が１０００人以上のオーストラリア人を対象に行った調査によると、全国でクリスマスのショッピングに消費される額は１６２億ドルにも上ることが明らかになった。

オーストラリアでは、クリスマスプレゼントは子ども達に対するものではなくお歳暮の代用品になることもあり、１人１人のプレゼントの購入額は平均４７５ドルと高い。これは、全体では７８億ドルに匹敵する。

さらにオンラインショッピングは地元小売業に多大な影響を与えていると言われているが、オンラインショッピングでクリスマスプレゼントを買うと回答したのは全体のわずか３割だった。また、１２月２６日のボクシングデー（祝日）は伝統的に大手デパートなどでバーゲンが開催されるが、これでも２２億ドルの消費が期待されている。

その他では、バケーションに３７億ドル、友人・家族を招待することに１６億ドル、また、クリスマス時期の飲料・食料品に関しても５億５４００万ドルの消費が見込まれていることが分かった。