【ブリスベン１６日ＡＡＰ】　　　ゴールドコーストに住む女性が、自分の銀行口座にある日突然１０００万ドルが入金され、とまどっていたところ、今度は銀行側が女性に連絡なしでその１０００万ドルに加えて女性の貯金までもを奪っていったと訴えている。

ＡＮＺ銀行に口座を持つスー・ラムさん（４９）はある日、全く心当たりがない１０００万ドルが自分の口座に入金されていたことで銀行に問い合わせたところ、ＡＮＺ側は「それはあなたのお金です」と言ったという。

しかしあまりの高額なため誰かに危害を加えられるのではないかと心配していたところ、今度は知らぬ間に銀行側がこの１０００万ドルに加えてラムさんが元々口座に預金していた７５００ドルまでもを引き出した。

ラムさんは、「銀行側からは何の説明もない。知らぬ間に巨大な借金を作らされた上、銀行は私と話をするのを拒んでいる」と話した。ＡＮＺ銀行の広報はこの件について、ＱＬＤ銀行との取引で問題が生じてラムさんの口座に影響が現れたと述べ、ラムさんには今後謝罪をすると話した。