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帰国後ホテル隔離の一団 帰宅へ

【シドニー8日AAP】   海外から帰国後、シドニー市内のホテルで自己隔離を行った最初の一団が8日、帰宅する。NSW州のベレジクリアン首相は、「新型コロナウイルスの予防接種が開発されるまで社会的距離を保つことになる」と警告する。

先月26日に帰国した288人が8日朝、スイスホテルで14日間の自己隔離を終えて帰宅する。全員が最後の健康診断を受け、自己隔離を終えたとの証明を手にする。来週にはさらに3,000人がホテルでの隔離を終えて自宅に戻る。

デイリー・メイルが伝えるところによると、ヒルトンホテルから7日午後10時頃、子ども3人が体調を崩して王立アルフレッド病院に搬送された。“新型コロナウイルスの治療のため”とされる。

NSW州で7日、新たに49人が感染し、感染者数は計2,686人となった。このうち406人が感染源不明のコミュニティ内感染だ。ベレジクリアン州首相は、予防接種が開発されるまで社会的距離を保つことになると警告する。

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