【シドニー１４日ＡＡＰ】　　　メルボルンのカップルが、映画チケットを安く購入するためのアプリを開発した。人気のない上映時間帯や、大ヒット作ほど興行収入を得られない映画が対象となる。

ソニャ・ステファンさんとシェーン・ザッチャーさんは、映画を観に行った際に同アプリを思いついたという。映画館の空席が多いことに気付いて調査した結果、毎年販売される映画チケットはわずか１６％と知った。映画館は費用固定のビジネスであり、お客が１人入るごとに収益は増えるとして、「正規価格は払いたくないが映画を見たい人はたくさんいるのに、空席のままにしておくのはどうか」とザッチャーさんは話した。

アプリ“Ｃｈｏｏｖｉｅ”は、１週間の映画セッションを、チケットが最も売れる時間と売れない時間によって価格計算を行う機能を装備する。利用者はアプリ内で、見たい映画について最も安い映画館と時間を検索できる。Ｃｈｏｏｖｉｅは３月２７日から利用可能で、東海岸沿いの映画館１００店舗で展開予定だ。今後６週間で対象映画館名が明らかにされる。