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アデレードで麻疹の感染拡大

【SA28日】   アデレードで発生した麻疹の集団感染が拡大しており、感染者が訪れた可能性のある場所は市内各地に広がっている。保健当局は、感染が南部の地域を越えて広がる可能性があるとして警戒を呼びかけている。

現在、この集団感染に関連して5人の感染が確認されており、SA州では2016年以来、最も多くの麻疹感染が確認された年となっている。

今回の集団感染は、ブライトン・セカンダリー・スクールの生徒が海外から帰国したことをきっかけに始まり、その後、複数の同級生に感染が広がった。SA州保健当局が公表している感染者接触場所のリストは、27日夜までに28カ所に増加した。学校やショッピングセンター、公共交通機関、主要な公共施設など、さまざまな場所が含まれている。

SA州の主任公衆衛生官ニコラ・スパーリア氏は、これほど多くの感染者が同時期に確認されるのは異例だと述べた。9月14日に海外から帰国した後、麻疹の陽性反応が出た10代の生徒を起点に感染が広がっている。

「麻疹は、私たちが知る感染症の中でも最も感染力が強いものの一つだ。ワクチンを接種していない集団では、1人の感染者から平均して14人に感染が広がる可能性がある。学校内で、まだ確認されていない感染者が発生しているかどうかは分からない」

保健当局は対策拠点を設置するとともに、ここ数週間に生徒たちが移動した場所についても警戒を呼びかけている。知らないうちに接触していた可能性がある人には、予防接種を受けるよう呼びかけている。

確認された主な接触場所には、9月17日から22日にかけて複数の日程で利用されていたブライトン・セカンダリー・スクール、9月18日、19日、21日のウェストフィールド・マリオン、そして9月22日の午前9時から午後1時30分まで「ストリート・スマート・ハイ」イベントが開催されたアデレード・エンターテインメント・センターなどがある。

そのほかにも、クイーン・エリザベス・ホスピタル、ハーバー・タウン、フラム・ガーデンズ・ショッピング・センター、グレネルグのレボ・フィットネスなどが感染者接触場所として挙げられており、今回の警戒対象がアデレード全域に広がっていることが分かる。これまでに公表された場所には、キルバーンのコストコ・アデレードとコストコのガソリンスタンド、ハイド・パークのエル・メヒカーノ・レストランとセント・ルイス・カフェ、モーフェット・ベール・スタジアム、シートンのリンクス・ホテルなども含まれている。

感染者接触場所の完全なリストは、SAヘルスのウェブサイトで確認できる。指定された時間帯にリスト掲載の施設を利用した人には、今後数週間にわたって症状が出ないか注意するよう呼びかけられている。

麻疹の初期症状には、発熱、せき、鼻水、目の充血などがある。その後、頭部から始まり体の下部へと広がることが多い、赤い斑点状の発疹が現れる。予防措置として当局は、自身が必要な予防接種をすべて受けているか確認し、追加接種が必要な可能性がある場合はかかりつけ医(GP)に相談するよう呼びかけている。

かつては非常に一般的だった麻疹だが、予防接種プログラムが成功したことで、オーストラリアではほぼ根絶された状態となっている。年間の感染者数が200人を超えることはほとんどないが、2026年はこれまでに110人を超える感染者が報告されている。

ソース:news.com.au – Adelaide measles outbreak grows to five cases as exposure sites spread across the city

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