【ACT29日】 全国的な禁止措置から約4年が経過したにもかかわらず、オーストラリアの大手美容小売店で、禁止されている成分を含む製品が販売されていたことが明らかになった。
大手美容小売店のメッカとセフォラを含む8事業者が、プラスチック製のマイクロビーズを含む製品を店頭から撤去するよう命じられた。
NSW州環境保護局(EPA)は、頭皮用スクラブ、ボディ用角質除去剤、フェイススクラブ、強力タイプのハンドソープなど、12製品を対象に販売停止通知を出した。これらの製品にはプラスチック製のマイクロビーズが含まれていることが確認された。マイクロビーズは、2022年11月以降、洗い流すタイプのパーソナルケア製品への使用が禁止されている。
NSW州EPAのコンプライアンス・調査部門ディレクター、クレア・マイルズ氏は、大半の企業が有害なプラスチックの使用を中止している一方、禁止から約4年が経過した現在も基準に適合しない製品が店頭で見つかっていることは残念だと述べた。
「プラスチック製のマイクロビーズは非常に小さいが、水路に流れ込むと長期的な被害を引き起こす可能性がある」とマイルズ氏は述べた。「粒子が非常に小さいため、下水処理システムで取り除かれないことが多く、分解されることもない。その結果、汚染物質を吸着し、食物連鎖に入り込む可能性がある。大半の企業は適切に対応し、この有害なプラスチック素材の使用を中止している。しかし、4年が経った今も、基準に適合していない在庫が見つかっていることは残念だ」
マイルズ氏によると、メッカとセフォラも製品の撤去を命じられた小売業者に含まれている。EPAは、企業には自社が販売する製品に何が含まれているのかを把握する責任があると警告している。「規模と販売網を考えれば、禁止製品が消費者の手に渡らないよう、十分な確認体制を整えることを期待している」とマイルズ氏は述べた。また、「セルロースアセテート、ポリエチレン、ポリ乳酸などの成分が含まれていないかパッケージを確認し、懸念のある製品を見つけた場合はEPAに報告してほしい」と呼びかけた。
販売停止通知に従わなかった事業者には、最高55万ドルの罰金が科される可能性があるほか、違反が継続する場合には1日につき5万5000ドルの追加罰金が科される可能性がある。
今回、店頭からの撤去を命じられた製品は以下の通り。
アーカイブ「The Crown Scalp Scrub」180mlおよび60ml、ドランク・エレファント「T.L.C. Happi Scalp Scrub」180ml、マザー「The Nudist Exfoliating Body Bar」、トゥラ・スキンケア「Take Care + Polish」240ml、「Exfoliating Body Granita Scrub」250ml、QV「Face Exfoliating Polish」125g、エラ・バシュ「Refining Exfoliating Gel」75ml、フレイズ・スキン「Grub Scrub」100ml、サンタ・マリア・ノヴェッラ「Idralia Exfoliating Cream」100ml、ケムロン「Rub Clean Gel with Grit」1kg、ケムロン「My T Hands Lemon Industrial Hand Cleaner」1L。
ソース:news.com.au – Major beauty retailers Mecca and Sephora ordered to pull microbead products