【QLD6日】 ブリスベン2032は、オリンピック・パラリンピック大会を象徴するエンブレムを公開した。大会組織委員会はQLD州になじみのあるイメージを取り入れ、州内各地で段階的にデザインを披露する演出を行った。
エンブレムは5日夜、サウス・バンクで正式に発表され、川沿いに設けられたステージにデザインが映し出された。
過去1週間にわたって6つのパーツに分けて公開されてきた最終デザインの中心となるのは、2羽の在来種のオウムだ。オリンピック版はオカメインコをモチーフとし、パラリンピック版はキバタンをベースにデザインされている。デザインには複数の要素が盛り込まれており、鳥の冠羽にはQLD州の輪郭が描かれているほか、オリンピックとパラリンピックの炎、そして2032年を示す羽のまとまりも取り入れられている。
今回の発表は、現在6年を切ったブリスベン大会に向けた長期的な準備の中でも、特に目を引く節目の一つとなる。また、大会のエンブレムが数日間にわたってパーツごとに公開されたのは今回が初めてだ。
ブリスベン2032のアンドリュー・リベリス会長は、このデザインには開催地域と大会そのものの両方を表現する意図があると説明した。「ブリスベン2032のエンブレムには、複数の要素がさりげなく組み合わされている。私たちが暮らす土地と環境の独自性、そして大会が持つ世界的な魅力と象徴性を表現したものだ」とリベリス氏は語った。
大会組織委員会によると、エンブレムは発表前にオーストラリア国内と海外でテストされ、国際オリンピック委員会(IOC)や国際パラリンピック委員会(IPC)を含む大会関係者からも好意的な反応が寄せられたという。
デザインには、オリンピック・パラリンピック界の関係者からも支持が寄せられている。IOC調整委員会のミカエラ・コジュアンコ・ヤウォルスキ委員長は、今回のエンブレムを、オーストラリアで開催された過去のオリンピックの歴史の中に位置づけた。
「今回のエンブレムによって、ブリスベンとQLD州は、1世紀以上にわたって続くオリンピック開催都市の象徴的な歴史の一部となる。1956年のメルボルン、2000年のシドニーに続き、オーストラリアを世界の舞台で3度目に代表することになる」とコジュアンコ・ヤウォルスキ氏は語った。
6段階に分けた公開では、ケアンズ、タウンズビル、ロックハンプトン、サンシャイン・コースト、ゴールドコーストが舞台となり、現役および元アスリートが各パーツの公開を担当した。大会組織委員会はまた、デザインには先住民文化の意味も込められていると説明している。オウムは「カントリー」とのつながりを持ち、物語や儀式の中でも重要な位置を占めているという。
なお、今回のエンブレムは今後発表される大会マスコットとは別のものとなる。マスコットは大会が近づいた時期に発表される予定だ。当面は、このエンブレムがブリスベン2032の主要なビジュアル・アイデンティティーとなり、大会に向けた準備が続けられる。
ソース:news.com.au – Brisbane 2032 unveils Olympic and Paralympic emblems after six-part Queensland reveal