【ACT15日】 オーストラリアとニュージーランドが、ラグビーリーグ・ワールドカップの開幕戦として歴史に残る激闘を繰り広げた。
オーストラリアは15日の夜、シドニーのアリアンツ・スタジアムでニュージーランドを24-22で下し、ワールドカップ連覇に向けて劇的な白星スタートを切った。
ニュージーランドのフルバック、ポンガは2トライを挙げて存在感を発揮。一方、ボストックはハットトリックを達成し、そのうち決勝トライは試合終了5分前に生まれた。ボストックは高く跳び上がり、ジャメイン・イサアコの腕からボールをもぎ取ってトライを決めた。
ボストックが空中戦からトライを奪ったのはこれが2度目だった。前半には、ボストックと同じくウイングのトム・トリボイエビッチがともに90メートルのインターセプト・トライを決めた。前半は激しい攻防が続き、オーストラリアはハーフウェーラインを越えてボールを持つ時間がほとんどないほどだった。
この試合では、ポンガとオーストラリアのリース・ウォルシュによるフルバック対決が大きな注目を集めていた。クライヴ・チャーチル・メダル受賞者のジェームズ・テデスコはこの試合を休養のため欠場していた。そして2人は試合を通じて大きな存在感を示した。
ニュージーランド側では、ポンガがこの後のワールドカップで再びプレーできることを誰もが願っている。ポンガは終盤にピッチを後にした際、左腕をスリングで固定している姿が確認された。後半、ポンガはミッチェル・モーゼスへのタックルで負傷したが、勇敢にもプレーを続行。しかし、その後頭部への衝撃を受けたことで、最終的に交代を余儀なくされた。
負傷によって、ポンガにとって素晴らしい国際舞台デビューとなった試合に影を落とすことになった。ポンガは試合中にショーツを失う場面もあり、その後、ニュージーランドの攻撃の切り札としてオーストラリアの守備陣を翻弄。代表デビュー戦で2トライを挙げた。
オーストラリアが試合に食らいつく中、ウォルシュは80メートルを駆け抜ける圧巻のプレーを見せ、観客を沸かせた。自陣20メートル付近でボストックからのオフロードパスを受けると、一気に加速。まるで「カ・イン・ライジング」のように走り去り、ニュージーランドの守備陣を置き去りにした。
しかし、この長距離ランが後にウォルシュを苦しめることになる。キックを狙う準備をしていたウォルシュは、吐き出すほどの体調不良に見舞われた。あまりにも状態が悪かったため、ラトレル・ミッチェルが代わりにコンバージョンキックを蹴ったが、サウスのスター選手は同点に持ち込むことができなかった。
モーゼスが第一キッカーを務めていたが、後半開始からわずか1分でふくらはぎを負傷して交代。来週はルースターズのプレーメーカー、サム・ウォーカーが代役を務める予定となっている。
大会中に再び両チームが対戦することになれば、ニュージーランドは今回の結果を覆せると自信を持つだろう。ニュージーランドは試合開始から勢いに乗り、ケイシー・マクリーンが左コーナーで何とかボールをグラウンディングして先制トライを決めた。
しかし、強力なフォワード陣を軸に試合の主導権を握りながらも、得点につなげることができなかった。ニュージーランドはペナルティゴール2本に頼って得点を重ねたほか、ロナウド・ムリタロのトライも、追走していた選手がオフサイドだったため認められなかった。
ソース:news.com.au – Jack Bostock hat-trick lifts Australia to epic World Cup win as Kalyn Ponga stars but then suffers arm injury