政治

NSW州議会の新たな授乳方針に批判殺到

【NSW22日】   NSW州議会の内部向け授乳方針が改定され、女性に特有の表現を削除してジェンダー・ニュートラルな表現を盛り込んだことに対し、反発の声が上がっている。

NSW州自由党のケリー・スローン党首は、新たな方針を批判する動画をSNSに投稿し、注目を集めた。数千件の反応が寄せられた動画の中で、スローン氏は、女性特有の経験を表現するために、なぜ議会が「言葉をいじっている」のかと疑問を呈した。

「赤ちゃんに母乳を与えるのは女性だけだ。ところがNSW州議会によれば、そうではないようだ。議会は方針の一覧を更新し、授乳方針についてはジェンダー・ニュートラルな表現に改めたとしている」

改定された方針では、議会は親と子どもの双方にとって授乳が重要であることを認識し、家族に配慮した職場環境の提供を目指すとしている。従来の「母親」を前提とした表現は、「親」「養育者」「授乳する親」などのジェンダー・ニュートラルな表現に置き換えられた。

親が柔軟に働ける環境づくりについては支持する一方、スローン氏は、性別を示す表現をなくすことは女性にとって不利益になると主張した。「男性が自由に赤ちゃんの世話をできる職場にしたい。育児を分担できるようにしたい」とスローン氏は述べた。「男性もそれはできる。だが、授乳は男性にはできない。では、なぜ言葉をいじるのか。政府が言葉の使い方を間違え、何もかも中立化しようとすると、結局は誰にとっても不利益になる。率直に言えば、自分たちを笑いものにしているだけ」

「女性は授乳する。賛成?」と題されたこの動画には、2万1000件を超える「いいね」と2400件以上のコメントが寄せられている。スローン氏の発言を支持する人々からは、「声を上げてくれてありがとう」といったコメントが相次ぎ、あるユーザーは、この問題を「上品かつ毅然とした態度で」取り上げたと称賛した。別のユーザーは、「ジェンダー・ニュートラルは、常に女性を犠牲にしているように思える」と書き込んだ。

コメントでは、女性専用の空間、女性の安全や権利、女性として認識されること、そして女性の身体などをめぐる問題も挙げられた。

ソース:news.com.au – ‘Completely nuts’: controversial NSW parliament policy sparks fury

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