【シドニー１５日ＡＡＰ】オーストラリア防衛軍は、来週シドニー中心部の上空でブラックホーク機による訓練飛行を予定しており、シドニー市民に対して、上空で軍ヘリコプターを見てもパニックを起こさないようにと警告している。

　防衛軍幹部によれば、今月１８日と１９日の昼夜にシドニー中心部やシドニー・フットボール・スタジアム上空でパイロットの訓練を行うという。第６航空連隊副隊長ポール・ルイス少佐は、１５日発表の声明の中で「パイロットに都市部での操縦を習得させるため、軍ヘリコプターはシドニー中心部のピット・ストリートにあるディフェンス・プラザ上空やシドニー・フットボール・スタジアム上空を飛行する」と述べている。

　今回の訓練ではブラックホーク・ヘリコプター４機が使用され、訓練は両日ともに午後１０時までに終了するとのこと。また、今月はシドニー南西部やブルーマウンテンのグレンブルック、サウスコーストのナウラなどでも、軍ヘリコプターによる訓練が予定されている。