生活

臨床的に死亡した女性、AEDで一命取り留め救命者と再会

【QLD18日】   43歳で健康そのものだったケイリー・コッパさんは、いつもの朝のランニング中に突然心停止に陥った。しかし、AED(自動体外式除細動器)を持って駆けつけた見知らぬ人たちによって、一命を取り留めた。

43歳のケイリー・コッパさんは12カ月前、ブリスベン川沿いを走っている最中に心停止を起こし、ベンチに倒れ込んだ。その後、通りかかった一般の人たちによって救命された。近くにあるスター・カジノの警備員が監視カメラで危険な状況に気づき、AEDを持って駆けつけた。このAEDによる処置が、コッパさんの命を救った可能性が高いという。

ランニングを愛するコッパさんは、今回の出来事から1年を迎えるのを機に、一般の人がCPR(心肺蘇生法)の方法やAEDの使い方を知っておくことの重要性を訴えている。「この人たちは、私がこれまで一度も会ったことのない人たちです。皆さんには永遠に感謝しています。これらの人たち全員のおかげで、もう一度人生を与えてもらえたことが、どれほどうれしいか言葉では表せません」と、コッパさんは16日、メディアに語った。

「私がこの経験を共有するのは、誰でも使えるAEDをすぐに利用できる場所に設置しておくことがどれほど重要なのかを伝えたいからです。本当に奇跡です。自分がまだ生きているなんて信じられません」

病院で治療を受けたコッパさんは、自分が進行性の遺伝性心疾患を患っていることを知った。そのため現在はランニングを禁止されている。また、その後、医師から今回の出来事の際にコッパさんは「臨床的に死亡していた」と説明された。

QLD州救急サービスが公開した監視カメラの映像には、コッパさんがランニングのペースを落とし、左腕を押さえた後、ベンチに倒れ込む様子が映っている。通りかかった人たちは、動かなくなったコッパさんを助けようと駆け寄った。「顔が青くなっています……。呼吸していないと言っています」と、緊急通報「000」の通報者は救急隊に伝えた。

その後、一般の人たちがCPRを開始。近くのカジノからスタッフがAEDを持って駆けつけた。スター・カジノの警備員トレバー・ティルナさんは、このとき人生で初めて、実際の緊急事態でAEDを使用した。「ボタンを押して、全員に離れてもらいました。そして、彼女に一度、電気ショックを与えました」とティルナさんは語った。

ソース:news.com.au – Brisbane runner who clinically died on morning jog reunited with strangers who saved her life

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら

生活

高用量MDMA錠剤に緊急警告 NSW

【NSW10日】   NSW州内で流通しているエクスタシー錠剤から、危険なほど高濃度のMDMAが検出されたことを受け、保健当局が注…

一般

NSWにピンク色の湖が誕生へ

【NSW8日】   NSW州の国立公園で、これまで州内では珍しかったピンク色の湖を見られるようになる可能性がある。州政府と連邦…