【QLD3日】 QLD州政府が発表した新たな安全基準を満たすには、自転車の正式な検査に50豪ドル、適合ラベルの発行と登録に20豪ドルを支払う必要がある。
新制度は「電動アシスト自転車適合保証制度」で、11月2日に施行された。制度の対象となるのは、今年7月1日より前に製造された電動アシスト自転車のうち、モーターの連続定格出力が最大250ワット、アシストによる最高速度が時速25キロに制限されているもの。これらの自転車は、基準への適合確認を受けなければならない。
対象には、電動三輪車のほか、障害や病状のある人向けに設計・改造された電動アシスト自転車や電動三輪車も含まれる。EN 15194認証を取得している適合電動アシスト自転車は、この制度に基づく再確認を受ける必要はない。一方、QLD州で違法とされる高出力・高速の車両や、改造された車両は制度の対象外となる。
州政府は、所有者が車両に適合ラベルを貼付する時間を確保できるよう、移行期間を設けるとしている。また、政府ウェブサイトには認定検査機関の一覧が掲載されており、今後も「順次拡充していく」という。現在、認定検査機関はブリスベン、ゴールドコースト、サンシャイン・コースト、ロックハンプトン、モートン・ベイ、イプスウィッチにある。
政府は「認定検査機関を利用することが現実的に難しい地方や遠隔地に住んでいる場合は、代替の手続きが用意される」と説明した。来年3月1日以降、公共の場所で電動アシスト自転車に乗るには、適合ラベルの貼付が義務付けられる。
非営利団体のバイシクル・クイーンズランドは、合法的な電動アシスト自転車の明確な定義を設けるよう一貫して求めてきた一方、利用者に費用を負担させるべきではないとの考えを示した。同団体は声明で、「適合確認は基準を満たしていることを証明する手段になり得るが、安全で合法的な電動アシスト自転車を選ぶ人々に、不要な経済的・事務的負担を課すものであってはならない」と述べた。
QLD州では今年7月1日、警察に違法な電動アシスト自転車や電動キックボードを押収・廃棄する権限が拡大された。また、複数の電動アシスト自転車関連の違反に対する罰則も強化されている。
ソース:news.com.au – Queensland e-bike riders hit with $70 registration fee under new safety scheme