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エンジントラブルのクルーズ客船、海賊の恐怖の中無事に到着

メルボルン7日ーシンガポール付近で船の右舷エンジンが故障した、1300名以上を乗せたクルーズ客船「パシフィック・スカイ」は6日午後8時ごろ、マレーシアのケラン港に無事到着した。

同客船は左舷エンジンだけを使用し、ゆっくりとしたスピードで約30時間かけて海賊が頻繁に出没することで有名なマラッカ海峡を渡りきった。東南アジア地域の海洋では、依然として海賊の問題を抱えており、今回は、マレーシア海洋警備隊による警備も実施されていたという。同クルーズの乗客に負傷者は出ていない。

クルーズ7日目をむかえた乗客らは、1日遅れで、ケランでの観光を楽しむ予定。

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