【シドニー２日ＡＡＰ】シドニー西部で１日、子供２人が留守番中の住宅に強盗が押し入るという事件があった。

　警察によれば、事件が起きたのは、シドニー西部ヒンチンブルック地区のテンターフィールド・アベニューにある住宅で、１日午後６時ごろに玄関のドアがノックされたため、この家に住む１２歳の少年がドアを開けたという。事件当時、住宅内にいたのはこの少年と１６歳の姉の２人だけだった。警察は声明で「２人組の男は家の中に強引に侵入し、寝室にあった宝石やその他の物品を奪ったうえ、住宅裏口から逃走した」と発表している。

　犯人２人はいずれも年齢が１８～２０歳で、暗い色の衣服を着用しており、細身の体型で中東系もしくは地中海系の男だったという。また、うち１人は赤い帽子をかぶっていた。犯人らはタクシーで現場周辺から逃走しているため、警察はこの地域で営業するタクシー運転手からも話を聞きたいとしている。