【シドニー３日ＡＡＰ】中央西部ＮＳＷ州バサーストにあるカトリックの男子校、セント・スタニスラウス・カレッジに勤務していた元牧師（６５）が生徒たちに対し性的虐待を行っていたとされる件に関し、警察はさらに６０の児童性的虐待罪でこの牧師を起訴した。

　ニューズ･リミテッドが伝えたところによると、被害者の元生徒８人は、１９７０年代後半から１９８０年代初頭にかけて同校で行われていたとされる虐待に関して警察に話をした。

　警察は、何十人もの男子生徒が、同校で行われていたとされる催眠的「祈とうセッション」で性的虐待にあったとものとみている。

　元牧師は、被害者とみられる人々の証言から明らかになった３３の罪に関して今年５月に起訴されたが、今回追加で起訴されたことで、最低１３人の被害者とされる人々に関する合計９３の罪で告訴されたことになる。