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妊婦が酒店で「お腹を見せろ」と強要される

 【ブリスベン29日AAP】QLD州の酒店で26日、店員がお腹の大きな妊婦に対し、万引きをしていないかを確認するために他の客の前でお腹を見せるよう強要した。

 イプスイッチ市議会議員でありQLD州消費者監視協会のスポークスマン、ポール・ツリー氏によると、イプスイッチに住む妊娠8カ月半の女性(40)は、スプリングフィールド・レイクス・ファースト・チョイス酒店で、店員に万引きした商品をお腹に隠しているのではと疑われたうえ、身の潔白を証明するために、他の客がいる前で上着をたくし上げてお腹を見せなければならなかった。また店員は女性に対し、もしそれを拒否するのなら警察を呼ぶと言ったという。

 ツリー氏は、酒店は女性に対し謝罪及び慰謝料を支払うべきとし、州政府に対しても、公共の場で店が客に対しチェックのために衣服を脱ぐことを要求するのは違法と定めることを要求した。

 同酒店のジム・クーパー氏はAAPに対し、女性側は今回の件に関しこれ以上関わりたくないとしているものの、店としては非常に残念な出来事であり、今後も調査を続けると話した。

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