先日、お一人の生徒さんから
とても可愛いガラス製のひな人形をいただきました
小さな可愛らしいひな人形を飾ると
『桃の花をいっしょに飾りたい!』という心境に駆られてしまいました。
さすがにシドニーでこの季節に桃の花は無理でしたね。
お雛様に花を添えるお皿はないものかと考え、
こんな風に合わせてみました。
写真にすると分かりにくいのですが、
お雛様の大きさはやく5cm、後ろに置いたお皿は直径27cmです。
こうなるとひし餅や雛あられなどもほしくなりますね。
まあ、それはあきらめることとして・・・
季節を楽しむという感覚は日本人に特に強いもののような気がします。
私の場合、その季節感という感覚を大切にしたいという気持ちがあるにはあるのですが、
シドニーに来て以来、その感覚は少々狂ってきています。
季節が日本とは真逆ですから、無理もないかもしれませんが、
『季節感』というこの感覚は忘れたくないものですね。
我が家は息子しかいませんので、
何十年もお雛様には縁がなかったのですが、
今回頂いたこの小さなお雛様・・・忘れかけていた『桃の節句』という季節の節目を
思い出させていただきました
以前にもお話したかもしれませんが、
私の中の『季節の時計』はやっぱり日本に照準されているようです。
先ほどのお雛様の後ろに飾ったこのお皿ですが、
桃の花をブルーのイングレースの絵の具で描いています。
グレーズというのは日本語では釉薬のことです。
釉薬というのは陶器の表面に艶を出すための上薬です。
上絵付けの場合はすでにこの釉薬をかけて焼かれた器に絵を描いていきます。
少々前置きが長くなりましたが、
つまりこのイングレーズという絵の具は
焼くと釉薬の中に入り込むわけです。
これまでの仕上がりと少しちがうことがおわかりいただけますでしょうか?
ブルーがお皿に溶け込み、柔らかく深みを感じる仕上がりになっています。
イングレーズのお話はまた機会がありましたら、
させて頂くつもりです!
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というわけで、今年は我が家も3月3日、
おひな祭り(らしきこと)をやっちゃいますか
日本のお話が出たところで、
もう一つ、和風の作品をご紹介させていただきましょう!
『季節感を大切に・・・』と申し上げておきながら
ブーイングが出そうですが、和…つながりということで
お許しくださいね。
こちらはこの前のレッスンで完成したばかりの生徒さんの作品です。
こちらはもみじの柄の夫婦茶碗ですが、
和の模様らしく素朴で温かみがあるお茶碗に仕上がりました!
西洋のデザインとはまったく違った味わいがありますね~
少し分かりにくいのですが、お茶碗の中に
金箔が施してあるのがご覧になれますか?
金箔を使うことで、和がきわ立ってきますね。
ちょっとやってみたい
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