【ACT19日】 オーストラリアで2つ以上の仕事に就いている人の割合が過去最高を記録したことが、最新のデータで明らかになった。
個人向けローン会社のクレジット24が政府の公式雇用統計を分析したところ、働くオーストラリア人の6.9%が2つ以上の仕事に就いていることが分かった。この割合は1994年から2019年まで5~6%の間で推移していた。
クレジット24のアナリスト、リー・カーニー氏は、「今回の分析では、最も急速に増えているのは、初めて仕事に就いたばかりの人ではなく、キャリアをスタートしてから10年以上が経過している人たちであることが分かった」と述べた。「人生のその段階で2つ目の収入を得ることは、生活費の上昇への対応である場合が多いと考えられる。ただし、このデータだけでは、それぞれの家庭についてその理由を特定することはできない」とした。
従来、地方在住者のほうが2つ以上の仕事を掛け持ちする割合が高かったが、都市部の住民との差は縮まっている。カーニー氏は、「この差が縮まっていることは、テクノロジーの活用が進んだ地方の労働力が、これまで都市部でしか得られなかったような副業を見つけられるようになっていることを示している可能性がある」と述べた。
データによると、2つの仕事を掛け持ちしている人の多くは、どちらもパートタイムで働いている。ただし、週あたりの平均労働時間は39.3時間で、1つの仕事だけに就いている人の34.8時間を上回っている。
複数の仕事を掛け持ちする人が増える傾向は、現在も続いている。今年4月、5月、6月の3か月間には、新たに6万4,900人が複数の仕事を持つようになった。これは、新型コロナウイルスのパンデミック後に経済活動が再開された時期にあたる2020年9月、2020年12月、2021年12月を除けば、四半期として過去最大の増加となった。
仕事を2つ以上持つオーストラリア人は、就業者全体の6.9%にあたる104万9,100人に上る。複数の仕事を掛け持ちしている人の55%は女性で、働く女性の7.7%が少なくとも2つの職場で働いている。
ソース:news.com.au – Rate of Aussies working two jobs hits all-time high