政治

副首相、燃料税の追加引き下げを否定

【ACT27日】   オーストラリアの一部地域でガソリン価格が1リットル237.8セントに達する中、政府高官が燃料税のさらなる引き下げをほぼ否定した。

リチャード・マールズ副首相は、イランをめぐる戦争によって世界的なインフレや物価高が進む中、燃料税をさらに引き下げることはないとの考えを示した。

マールズ副首相は27日、ニュース24に対し、政府は燃料税の追加引き下げを「検討していない」と述べた。「私たちが注力しているのは、その他の生活費対策と、できる限り慎重に予算を運営することだ。そうすることで、今後も生活費への対応を検討できる余地を確保していく」と述べた。

アルバニージー政権は4月、輸入税を大幅に引き下げ、燃料価格を1リットル当たり最大32セント引き下げた。この引き下げ幅は6月に半分となり、8月には完全に終了した。しかし、現在も続く紛争の影響で、燃料価格はここ数週間で再び急騰している。NRMAによると、シドニーのレギュラー無鉛ガソリンの平均価格は現在、1リットル237.8セントという高水準に達している。NRMAは、今後1週間で価格がさらに上昇し、1リットル240~245セント程度になると予想している。

中東で恒久的な和平への道筋が見えない中、マールズ副首相は「トンネルの先には光がある」と述べた。「しかし現在、私たちが直面しているのは、基本的には紛争から生じている国際的なインフレ環境だ」

マールズ副首相の発言は、オーストラリア準備銀行(RBA)が予定より早く政策金利を引き上げると予想される数日前に行われた。金利引き上げの可能性について質問されたマールズ副首相は、紛争によって世界的に「非常に、非常に大きな圧力」が生じており、それが現在「世界的なインフレという形で表れている」と述べた。

「ほとんどの先進国では、過去1カ月間に金利が引き上げられている。そのため、私たちは引き続き、国内の生活費問題に非常に重点を置いている」

アルバニージー政権は、燃料税のさらなる引き下げについて明言することを避け、その代わりに生活費を抑えるための他の対策に重点を置いている。野党連合は今週、原油価格が2週間平均で1バレル当たり100米ドルを超えた場合に自動的に燃料税を引き下げる「シールド」制度を導入すると発表した。この基準価格を超えたのは近年では2回だけで、ロシアによるウクライナへの全面侵攻が始まった時期と、イランをめぐる戦争が始まった時期が含まれる。

紛争について、マールズ副首相は米国のピート・ヘグセス戦争長官と話をしたと明らかにしたが、米国が今後どのような対応を取るのかについては「推測するつもりはない」と述べた。

ソース:news.com.au – Deputy PM Richard Marles rules out fuel excise cut but assures ‘light at the end of the tunnel’

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