【ACT17日】 オーストラリアでは、過去35年間でエルニーニョ現象が発生した年としては最も雨の多い冬となり、今週は広い範囲で暴風雨や鉄砲水が発生し、数百万人が大雨に見舞われると予想されている。
オーストラリアでは、過去最多の降水量を記録する「最も雨の多いエルニーニョ年」となる可能性が高まっており、今後1週間にわたって国内の広い範囲で雨や雷雨が予想されている。
ABCの気象予報士トム・ソーンダース氏によると、今後7日間で国内の半分以上の地域で雨や雷雨が予想され、QLD州やNSW州北部の一部では、50mmを超える降雨量となる可能性がある。シドニーでは今週すでに100mmを超える雨が降ったほか、QLD州では激しい鉄砲水が発生し、アリススプリングスでは破壊的な強風に見舞われたとソーンダース氏は述べた。
ソーンダース氏によると、今年のオーストラリアの冬は、エルニーニョが発生した年としては35年ぶりの多雨となった。また、冬から春にかけての全国の降水量は、長期平均を上回る見通しとなっている。1900年以降、過去27回のエルニーニョ発生年では、冬から春にかけての降水量が平均を上回った年は一度もなかった。
気象庁)の広報担当者によると、10月11日までの1週間における最新の「エルニーニョ3.4指数」は平年を2.81℃上回り、2015年11月に記録した2.78℃という週間記録を更新した。「10月11日までの週における最新の週間エルニーニョ指数は2.81℃で、これは観測史上最高の値だ」と広報担当者は述べた。
また、オーストラリア周辺の海面水温が高くなっていることで、大気中に供給される水分量が増え、今回の多雨予想につながっている可能性があると説明した。
ソース:news.com.au – Widespread storms and heavy rain to lash Australia in unusual El Nino pattern