【ACT2日】 カンタス航空は、旅行関連テクノロジー企業アマデウスへのサイバーセキュリティ侵害に、複数の航空会社とともに巻き込まれたことを認めた。予約情報などが流出した可能性があり、影響の確認を進めている。
カンタス航空を含む複数の航空会社がサイバー攻撃の被害に遭い、同社は現在、どのような情報が取得されたのか調査している。カンタス航空の取引先であるスペインの旅行関連企業アマデウスは、世界各国の航空会社やレンタカー会社、ホテルに旅行関連テクノロジーを提供している。同社のシステムが不正アクセスを受け、乗客の予約や予約情報に関するデータが閲覧された可能性がある。
カンタス航空の広報担当者はニューズワイヤーに対し、今回の事案を認めたうえで、日本航空(JAL)、全日本空輸(ANA)、キャセイパシフィック航空、大韓航空など、複数の航空会社も影響を受けたと明らかにした。
「世界的な旅行テクノロジー提供会社であるアマデウスから、同社のシステムの1つに不正アクセスがあったとの報告を受けた」と担当者は述べた。「アマデウスによると、問題は9月中に封じ込められたとのこと。現在、カンタス航空の予約にどのような影響があったのかを把握するため、同社と連携している」
担当者は、現時点で「安全性が確保されているカンタス航空のシステムやデータベースへの影響はない」と確認した。アマデウスは今回の侵害について、決済記録や金融データがアクセスされたことを示す証拠はないと説明している。
カンタス航空は、この事案についてオーストラリア・サイバーセキュリティセンター(ACSC)と国家サイバーセキュリティ局に報告した。
ソース:news.com.au – Qantas among list of major airlines impacted in global cyber security breach