政治

テイラー氏、英ワーキングホリデーのビザ条件見直しを支持

【ACT2日】   英国人バックパッカー向けのビザ制度改革をめぐり、オーストラリアの移民政策論争に英国のアンディ・バーナム首相が巻き込まれる形となっている。アンガス・テイラー氏は制度の見直しを支持する一方、アンソニー・アルバニージー首相が英国首相にこの問題を持ちかけようとしていることを批判した。

野党党首のアンガス・テイラー氏は、英国人バックパッカーに適用されている優遇措置の一部を見直すことには賛成する一方、アルバニージー首相が英国の首相にこの問題を提起したことを非難した。

英国人は、前保守連合政権下で合意されたワーキングホリデービザの条件により、農業や鉱業などの地方・地域での就労が免除されている。当時、テイラー氏は閣僚を務めていた。また、ビザ発給数に上限は設けられておらず、年間の発給数は約8万件に達している。

ニュースワイヤーが把握したところによると、アルバニージー首相は今週、アンティグア・バーブーダで英国のアンディ・バーナム首相と会談する際、英国人ワーキングホリデー利用者に地方・地域での就労を再び義務付ける案を提案する予定だ。2日、ビザ条件の見直しを支持するかと問われたテイラー氏は、当初質問に答えず、アルバニージー首相は「国境管理を失った」と批判。問題の解決を「アンディ・バーナムに頼ろうとしている」と述べた。

「この首相は、自ら主導権を握って問題を解決する必要がある」とテイラー氏は語った。「国境開放政策は失敗した」さらに、オーストラリアに滞在する資格を持つべき人について、次のように説明した。

「社会に貢献できる人、私たちが必要とする技能を持つ人。オーストラリアで生活を築き、最終的にはオーストラリア国民になることを目指せる人たち。それが私たちの焦点だ。しかし、首相はそれを理解していない。この国の国境管理を立て直す必要がある。それなのに、英国の首相と話をして、こちらの問題を解決してもらおうとしている。それがどういう結果につながるのか、私には分からない」

改めて質問されると、テイラー氏は保守連合が英国人ワーキングホリデー利用者に「地方や地域で働いてもらいたい」と考えていると述べ、野党の政策の「中心的な柱」だと主張した。ただし、保守連合が公表した移民政策には、英国人バックパッカーのビザ条件に関する記載はない。さらに追及されても、テイラー氏は同じ主張を繰り返した。

保守連合の4カ年移民計画では、オーストラリアの純移民受け入れ数を当初10万人まで削減し、その後16万人に引き上げる方針を掲げている。そのために、一時滞在ビザを65万件削減する計画で、テイラー氏はこれをオーストラリア史上「最大の移民削減」と位置付けている。この計画が先月発表されると、全国の企業や産業界から強い批判が相次ぎ、経済に「損害を与える」と警告する声が上がった。

一方、アルバニージー政権が、主に留学生を対象とした制度改革を通じて、純海外移民数を今会計年度に24万5,000人、2027〜28年度までに22万5,000人へ引き下げる計画についても、企業や産業界から批判が出ている。

ソース:news.com.au – Angus Taylor backs UK backpacker visa changes while claiming Anthony Albanese has ‘lost control’ over borders

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