国際

スペインの列車事故、豪人2人が死亡

【ACT4日】   スペイン中部で先週発生し、69人が死亡した列車事故で、オーストラリア人2人が犠牲になったことが当局により確認された。事故は、高速列車1本が別の列車の後部に衝突し、複数の車両が脱線したもので、約200人が負傷した。

カスティーリャ・ラ・マンチャ州高等司法裁判所は3日、犠牲者全員の身元確認が正式に完了したと発表した。犠牲者にはスペイン人54人のほか、外国人15人が含まれており、その中にはオーストラリア人2人、アメリカ人4人、カナダ人1人がいた。2日には、ケンブリッジ大学教授で、41歳の母親でもあるマルタ・シャーバジ博士も犠牲者の1人だったことが確認された。

オスカル・プエンテ運輸相は記者団に対し、「高速鉄道に対する国民の信頼を回復し、取り戻すため、たゆまぬ努力を続けることを約束する」と語った。また、犠牲者の遺族や負傷者を対象に、総額3,000万ユーロ(約4,800万豪ドル)の支援策を発表した。

先週の事故は、今年に入って2件目となる死亡事故だった。1月には、列車が脱線して反対方向から来た別の列車の側面に衝突し、46人が死亡した。いずれの事故も、マドリードとセビリアを結ぶ同じ鉄道路線で発生しており、国営鉄道会社レンフェが運行する列車と、民間企業イリョが所有する列車がそれぞれ関係していた。

30日、オーストラリア外務貿易省(DFAT)は、事故に関連して、犠牲となったオーストラリア人2人の家族に領事支援を提供していると発表した。同省の報道官は、「オーストラリア当局は現地当局と連携し、オーストラリア人の安否確認を進めている。プライバシー保護の義務があるため、これ以上のコメントは差し控える」と述べた。

プエンテ運輸相によると、システム障害の後、レンフェの列車には再び走行を開始するよう「説明のつかない」指令が出された。一方、イリョの列車は障害発生後に再起動できず、その場に停止したままだった。同相はさらに、線路上では「停止信号」が有効になっていたため、レンフェの列車に再出発の指令が出されるべきではなかったと付け加えた。

ソース:news.com.au – Two Australians killed in Spanish rail disaster

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら