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1人のはずが双子を出産したレズビアンのカップル、IVF医師を訴える

 【キャンベラ18日AAP】子供を1人だけ欲しかったレズビアンのカップルが、医師の誤りで2つの胎芽を移植されたことにより双子の女の子を出産したことで、担当のIVF医師を訴えている。国内で、このような裁判は初めてのケース。

 訴えられているシドニー・ロバート・アルメリン医師は、キャンベラでも名の知られた産婦人科医で、このレズビアンカップルから、40万ドルの賠償金を請求されている。年収の合計は約12万ドルあると見られるこのカップルは、39万8千ドルを、私立のシュタイナー学校への授業料を含む子供1人分の養育費代として請求しており、さらに、1万5千ドルを仕事を休んだ分の費用と追加の医療費として請求している。

 法廷で、アルメリン医師は、胎芽移植専門医に患者が1人だけ子供を望んでいることを告げなかったことを認め、カテーテルに2つの胎芽が送り込まれた時に、初めて誤りに気がついたと語った。このIVF処置で生まれた双子の女の子は現在3歳。少女達のプライバシーを守るために、母親と少女の名前は公表されていない。

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