【ブリスベン23日AAP】　　　QLD州政府は、患者や家族の病院駐車場料金の負担を軽減するために、無料や割引の駐車場数を倍にすると発表した。

ディック州保健相は、州内12の公立病院に対し、今後4年間で毎年10万台分を無料または割引駐車場にするよう要請した。病院の損失補てんに州政府は最高750万ドルを拠出する。無料・割引駐車場は、長期または頻繁に病院に通う患者や介護者、財政的苦境に立つ人などが対象で、10月から利用できる予定だ。受給資格はポスターやパンフレットで確認できるという。ディック州保健相はまた、医師や看護師など病院職員用の駐車場が減ることはないと保証した。

同州保健局は、「週数百ドル、年数千ドルの駐車場代に悩む家族もいる」として格安の駐車場導入を歓迎した。